https://youtu.be/EWu5Dn9gaU8

アルゲリッチのこの曲の演奏、個人的に好きな方ではないが、ラヴェルの世界を顕している一例だと思う。
つまり、オルゴール的な世界。弱音が良く出ていて抑制された音の世界。

ラヴェルは子供が持っている幻想みたいなものを作品にした稀有な作曲家だと思う。
特にこの曲は、子供の持つファンタジーが良く表現されていると思う。
大人の成熟したロマン派の分別臭い音楽とは一線を画すべきだ。
そのため、立派で大きな音で弾いてはいけないのではないか?と思う。