武満徹のピアノ曲について 公開日:2019/02/07 ブログ とてもシンプルだが一音一音の屹立する響きの純粋さが、雨のしずくや濡れた葉っぱの表面を、そして雨が降るとにおい立つ樹々の香りが感じられる。 さすが、響き一つに精魂を込めた作曲家だと思う。 一見、前衛音楽に感じられるようで、 […] 続きを読む
デュパルクの「哀しい唄」の伴奏について 更新日:2019/06/25 公開日:2019/02/07 伴奏法 これもほとんどの伴奏者の方はうまく弾いてくれていましたが、たまに面白い演奏をする方がいらっしゃいました。 それは16分音符をまったく均等に弾こうとするのです。 ゆったりした山形のアルペジョを、まったく均等に弾かれると、何 […] 続きを読む
フォーレの「あさやけ」の伴奏についてその2 更新日:2019/06/25 公開日:2019/02/07 伴奏法 この和音の連続は、Fを主音にすると、トニカ→ドミナントという単純に弛緩→緊張という和音が表現する感覚から微妙にタッチが変るはず。 緊張=強め、弛緩=弱めというタッチの違いになるはず。 もし、そうならない(意識出来ない)と […] 続きを読む
フォーレの「あさやけ」の伴奏リズムについて 更新日:2019/06/25 公開日:2019/02/07 伴奏法 伴奏のリズムというのは、音符をそのまま1,2,3と押して行けばOKとも行かないのが難しいところ。 フォーレの伴奏はシンプルな伴奏形だが、それだけにリズムをどう捉えるか?という裏付けが必要。 フォーレの伴奏に […] 続きを読む