https://youtu.be/-SQLt-SUWOw

またもやクラシック以外の音源ですが、懐かしいのでご紹介を。
初耳の方には何の感慨もないかもしれないですが、私にとってはこの手の音楽は涙が出るものがあります。

なぜか?というと、我が家は小さいころから年上の兄姉、そして叔母も一緒に住んで、賑やかで音楽があふれていたからです。
そんな音楽の中に、このペギーリーのレコードがかかっていました。

この曲自体は、実は記憶がなく、先日の弾き語りの生徒の歌に出てきて、思わず落涙したので探しました。
改めてペギー・リーの歌声を聴くと、家に昔あった彼女のLPのことが思い出されるのです。

今の自分には子供もなく、家族は妻一人だけで少々寂しく、将来が思いやられる面はありますが、賑やかで幸せだった子供時代を思えば、
なんのことはない、当たり前だ!と思うようにしています。
人生というのは帳尻が合うように出来ているのだな、と思います。

そのようなわけで、このような1950年代風アレンジの曲を聴くと、賑やかで楽しかった子供のころを思い出します。
両親には可愛がってもらい、精神的にはとても豊かな子供時代を送らせてもらえたのは、本当に幸せだったと思います。

お金とは大事なものだけれど、精神的な豊かさというのはお金だけでは買えないものがあります。
この辺りを、ライムライトのチャップリンはうまいこと言ってますね。
「人生に3つのものがあれば生きて行ける。わずかなお金、ちっぽけな希望、ほんのちょっとの勇気。」

原語では逆の言い方で・・All it needs is courage,imagination, and a little dough.
Doughというのは、パン生地のことで、お金を表す俗語なのだそうです。
私が聞いた覚えは、Some moneyと確かにチャップリンは言ってたはずですが・・・

それはともかく、お金は必要だが、お金お金と目の色変えてお金がないと~と思ってると余裕がなくなって子供にも大きな影響があるでしょう。
両親は金持ちではなかったが、精いっぱいの愛情で豊かさを与えてくれたのだなと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。