23日

TH

ロッシーニのIl rimproveroから練習。
明るく軽快な典型的ロッシーニ節の歌。
彼女の場合、声量は要らないので、もう少し中低音の声が前に明るく響くと良い。
また、特にロッシーニの軽快さは、発音の軽やかさと滑らかさがとても重要で、
下あごの動きには十分注意して、舌を柔軟に使えるようになってほしい。
発声では高音の6点Cまで、特に換声点以降でソプラクートが出来る声であった。
アンナ・ボレーナのアリア、ほぼ形になってきた。
レシタティーヴォのリズムは、拍節からきちっと把握して歌ってもらいたい。

KN

彼女の場合は、1に発声2に発声34がなくて5に発声である。
特にA母音が喉が上がってしまいペラペラになる。
I母音が中低音は良いフォームができやすいので、これを取っ掛かりにして、
何とかイタリア古典のNel cor piu non mi sentoを仕上げつつある。
I母音だけの練習の次に、IからAに響きを応用しAの響きのクオリティーを上げられたら、歌詞で歌を歌う練習をする、という順番を厳守すること。
次回からSebben crudeleを追加。