9月18日

OK

発声練習は、なるべく地声の軽減を目指した。
地声は強くないが、明快に出る。
上の声区との段差があまりなく、音程感が良い声で使えるのだが、
これが小換声点、そして高音の換声点の段差を作りやすくする原因だと考えた。

フォーレの「5月」を練習。発音の詳細を教えた。
良い声でフォーレの歌曲を、かなりなレベルで歌えるようになったと思う。
最後に「夢の後に」のフランス語の朗読を教えた。

SK

発声練習を母音Aで高めの音域で始め頭声中心にした。
その後、母音をUに変えて喉を開けるようにした。
最後にハミングで芯をつけてピッチを高く調整し、母音に変換。
これで多少芯が付いたピッチの良い中低音発声になる。

ドヴォルザークの歌曲集「ロマの歌」1,2,3,6,7を練習。
今回は歌詞の活舌の良さを練習。
特に子音の扱いを重視。
二重子音は時間がかかるので、その分を速く発語することと同時に、
ドイツ語に良くある語尾の子音処理。
平たく言えば、母音単位で音符のリズムにかっちり合うように語ることになる。