10月14日

SNT

トスティのソルフェッジ
9番は前回の課題はOKだった。
10番はリズム感。快活さを大切に。

フォーレ「祈りながら」口を開けない発声が、悪い意味で歌詞を不明瞭に。
声も喉が高く、ファルセットが強い。
4点bからの声の出始めのため、喉が上がってしまうようである。

パーセルの I attempt from love’s sickness
3拍子のリズム感。軽快さ。
この曲も3拍を1つに感じて歌うべきであろう。

モーツアルトPorgi amor
この曲が一番こなれていた。現状の彼女としては、特に言うべきことがなかった。

10月15日

TH

発声練習の声。高音域が軽やかになってきた。
中低音は響きの質にあまり変化がないが、音程感が良い声である。

曲は、フォーレのPie Jesuから。
テンポを四分音符45くらいに決めて、綺麗なIn tempoで歌うことにする。
特にブレスに時間をかけ過ぎないように。
プッチーニのドレッタの夢は、これも高音が以前と比べると喉の締まりが軽減した感じがした。

これで声量がもう少し抑制出来れば良いだろう。
アンナ・ボレーナのアリア。
ブレスを無理しないこと。
無理をすると顎に余計な力が入り、喉に力が入る。
高音は、唇を使って縦に開けるように。

UM

発声は、口を開けない細い頭声を練習してから、下あごを声のアタックと同時に下げる、胸声系の発声を並行して練習。
声量を出す方法を実感するため。
コンコーネ24番。
イタリア古典からヘンデルのLascia ch’io pianga
発声練習のせいで声量が出たが、出し過ぎに注意を。
歌の入りは、ある程度響かせた方が良いこと。

MO

コンコーネ26番。
高音への換声を素早く処理すること。
ヘンデルOmbra mai fu
ブレスの問題、音程の問題、共に解決の方向。
レチタティーヴォが声が重すぎる点だけ、修正。
Piacer d’amor
ブレスの問題を解決した。
出だしの音程感、響き感も改善して良くなった。

10月16日レッスンメモ

OK

発声のトピックは、換声点以降の5点F以降の発声について。
声がファルセットになり、抜けてしまうため、スタッカートの練習をした。
スタッカートはお腹の力ではなく、喉の筋肉の使い方。
お腹は呼気を支えるだけ。
スタッカートで正確な音程と適度な響きが出せたら、そこからレガートの練習をする。
フォーレ「夢の後に」
リズムソルフェージュを大切に。
特に3連符の把握が重要である。
リディア、非常に良い声でこの曲にぴったりである。
歌詞発音の練習をしておいてほしい。

SK

日曜日の伴奏合わせの効果があり、ほぼ言うべきことはなかった。
声のポジションも、以前に比べるとかなり落ち着いてきた。
また、音程の狂いも感じられなくなってきた。
後は、長期的な課題として喉をもっと緩められるようになること。
つまり、重心が自然に低い状態で歌えることによって、特に中高音の領域5点C~Eの領域で喉を絞めなくなるだろう。