SKM

発声練習で声に元気がないので、少し長めに発声練習を続けた。
かなりな低音まで下り、そのまま上がって行くと少しずつ喉の高いのが治っていくのが判る。
後は胸に当てるようにして歌うことを練習。
それでも10分くらいだろうか?どうにか安定して声が出てくるようになった。

曲を歌ったが、ベッリーニのVaga lunaから。
これも喉が高くなってしまい、声が出ない。
そこで、発声面というよりも、歌詞を朗読する方法を取ってみた。
地声で高いトーンではっきりと語ること。
そして2回目は譜面のリズムに合わせて歌詞を読むこと。

この後に歌ってみると、俄然声が出てくる。
まずは、これで充分である。

次の曲である、ドナウディの O del mio amato ben
これも、全く同じで歌詞の朗読を必要とした。
メロディを歌おうとしないで、歌詞を語ろうとすること。
それも相手を考えて、相手に伝える意思を持つこと。
メロディを綺麗に歌うことは大事だが、同じように歌詞を明快に語ろうとすること。
その意思を持つことが、根本ではないだろうか?