アトリエムジカC2004年11月28日
















みねむらさん

アーンの「リラの夜鳴き鶯」チャイコフスキーの「ただ憧れを知る人だけが」トスティの「夜明けが光と闇を分かつように」

3曲とも落ち着いてじっくり歌いこんでいたのが好印象でした。
トスティの詩がダヌンツイオのものという解説がありました。
トスティとダヌンツイオが私の中で結びつかなかったのでしたが、逆に言えばトスティの歌い方一般に実はステレオタイプがあるのではないか?何て難しいことを思ったりしました。歌いたいように歌えば良いのだけど、実はもっと細やかなニュアンスに富んでいる歌なのかもしれません。ともあれ、トスティは実に明るく伸び伸びと歌えていました。声が温まり難い人なので難しかったのが1曲目のアーンです。こちらも逆の意味でステレオタイプにならないで、トスティみたいに歌ってしまえば良いのに、と思いました。
チャイコフスキーはこれからの課題として強い声で歌い通す技術ですね。歌曲的にならずに、アリアの発声を課題にしたいと思いました。おめでとうございました。
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