2001年10月後半レッスンノート

レッスンノート目次
10月18日 | 10月20日 | 10月21日 | 10月22日 | 10月23日 | 10月24日 | 10月26日 | 10月28日 | 10月29日 | 10月30日
10月30日

あんどうさん。発声では、喉を開くこととお腹を使うことを中心にする。最初に下降形で始める。声の出し始め、アタックを少し強めにお腹を使って出すこと。これだけで、随分声が良くなった。それからドレミ、あるいはドミソで上がっていくときに、喉で音程を作らずにお腹の力と口の開き方=喉の開き方で上がっていくこと。上向の音程を取るときに大事なことだ。一本の弦の響かせ方を強くしていくことで音程が上がるあるいは音程が変ると思ってほしい。最低の2度、ドレを変えるところからていねいにやってほしい。最初慣れないと非常に微妙なのだが、これが声楽の基礎といっても言いくらい大事なことだ。さて、このやり方だと、ある音域から上になると音程がフラット気味になる。喉を開くこととお腹を使うことだけだと、ある音程から上になると、音程がフラットになる。この時に軟口蓋を上げることが必要になる。ただ、喉の開きと軟口蓋を上げることを一緒にやるのはとても難しい。どちらかをなるべくマスターした上で、どちらかに取り掛かるほうが無難だ。概して軟口蓋を上げることばかりやると、声が平べったくなり喉が締まってしまう傾向にある。後、1点ミくらいから下 の声はなるべく地声で出す練習をすることも良いことだ。声帯が活性化すると思う。そこから音程を上げていく場合もなるべく喉を変えないでやっていくと、喉が良く開いて太目の良い声が出る。
曲はロッシーニの合唱曲。最初に音程が上がるところですでに難しい。発声でやった音程の上げ方がなかなか難しいようだ。喉が上がってしまう。どうしても難しい場合は高い方の音程をオクターブ下で出して、なるべくそのポジションでオクターブ上の声を出してみる。最初は言葉を付けないでラララで良いから今日の発声練習でやった音程の取り方を徹底的に練習してほしい。


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10月29日

さわださん。発声練習では、2点Fくらいからきれいな頭声の混じった息の素早い声が出ていた。この声で中音部も出せるとさらにきれいなのだが。降りる音形でそのあたりを練習してみた。後は、中音部でイの母音からエ、アに変える練習。イの母音は気をつけないとすぐに喉声になる。そのあたりの違いを良く分かってほしい。この練習をするとアの母音が良く響くようになる。このやりかたを喉ではなく出来るようになってほしい。
きょうは伴奏合わせをした。PucciniのミミからDonde lieta...言葉がつかないためにまだ譜面通り歌っている感じ。イタリア語の歌詞を徹底的に読んで体に染付けるくらいに暗譜してほしい。
アとかエの母音がどうも締まらない。何度もやってやっと分かってくれたけど、上唇や頬の緊張感使い方が足りないためにちょっとたるい感じになってしまっていた。この曲の主人公は表面上はとてもテキパキと健気な女性だ。中低音部の語り口がたるくならないように。そして盛り上がるところは徹底的に盛り上がってほしい。テンポのゆるみがないように。2曲目のToscaのVissi d'amoreは伴奏だけども、右手の旋律でぐいぐいと歌ってほしい。左手の3連符でリズムを刻むととろい音楽になってしまう。歌も同じで語るところはどんどん、さっさと語っていくこと。ミミと同じく歌い上げる所は思い切り良く歌い上げてほしい。言葉がつけば飛躍的に良くなるはずだから、とにかく覚えること。

にしさん。発声練習をやると、なかなか良くまとまってきていた。下の声は胸声でバリトンらしい良い響きが出て来ていた。高音に上がるとどうなるか見守ったが、声をちゃんとチェンジさせていた。これには感心した。ただ、もっと高くなるとまだ頑張ってしまって胸声で出すために音程がはまらない。この高音、2点F以上の声がこれからの課題だろう。歌を歌っていてもこのあたりに限らずまだ、頭声を混ぜることが出来ていないようだ。
伴奏合わせでトスティを歌う。全体にとても品の良い歌が歌えているし、きれいにまとめている。はじめて来た頃のことを考えると良く歌えるようになったと思う。さて、1曲目。この前奏も右手の旋律で左手右手で刻みこむリズムを既定するようにしてほしい。何よりも歌い出し、歌手がぐいぐいとイタリア語のフレージングで強烈に引っ張らないと盛り上がらない。2曲目、Sogno..も同じこと。トスティは歌い出しでぐい〜っと引っ張る感じが良くある。ピアニストはついて来てくれるから歌手がどんどんやらないといけない。その代わり遅くなってロマンティックに歌い上げるところをきちんとゆったりと歌う事が大事だ。セレナータは歌は特に言うことはない。ただ、発声でも指摘した通り、胸声ですべて通してしまい勝ちだ。もう少し頭声が混じるようになると、きれいだし、柔らかくなると思う。これはまだ時間がかかるだろう。このピアノ伴奏は単純だが同じ繰り返しで、テンポが途中で緩んでくる。これを注意してほしい。左手のバスが正確にリズムを刻むこと、右手の細かい音符の修飾形でテンポが遅くならないように気をつけてほしい。少なくとも間奏部でテンポに喝を与えて戻してほしい 。

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10月28日

すずきさん。発声練習ではいつもの通り、チェンジしてからの声のポジションの深さや低さについてを注意した。劇的な変化はいますぐには望めないが、口の開き方、意識の持ち方だけでずいぶん変るから、注意してほしい。端的に言えば喉の開きが足りないのと、声を出す位置がまだ高いのだろう。人によってこのあたりは感覚が違う。彼女の場合高い声が楽に出るのはこのあたりのことにも関係があるのだろう。喉を良く開いてお腹から声を出す感じ。このことを気をつけてほしい。モーツアルトの「すみれ」から。狭いエの母音や広いエの母音。低めの声、いずれも、口の開きを充分にして出した方が良いだろう。全体に口の開きが足りない。お腹はもちろんしっかり使うこと。何度か通しているうちに良い感じになってきた。また、遠くで聞いていると意外と良く響きそうだった。良いイメージが出て来ている。モーツアルトのこの曲はとても品がある。可愛くて品がある、ロココ調の小さな置物みたいなものをイメージして大事に歌ってほしい。今日は伴奏無しで暗譜で歌ってみた。自分が客になって歌ってもらったが、意外と気後れしないで歌えそうだった。これも良いことだ。「夜の女王」だけど 、高音の範囲でも、低めのところはしっかりとポジションを決めて歌うこと。そしてブレスをきちんと取らないと声が不安定になるからくれぐれも注意してほしい。後は暗譜を良くして!頑張って!

すぎえさん。発声練習を始めると、いつもの小さな軽い声になりそうだったので、注意をする。喉を良く開いてお腹から声を出すこと。これだけはいつもいつも気をつけて声を出してほしい。決して楽をしないことだ。一通り発声でこのことをやって、地声の領域からそのまま上がっていくと、どうにか声が出るようになってきた。そこで、イの母音からエ、アに変える練習をした。イの母音でもやはり口を横に引いてしまう癖があるので、丸くそして唇を突き出すようにしてほしい。こうすることで、喉が開くし声のポジションも低い良いポジションになる。これを確立してからエ、アに変ることをやった。このやり方は実に効果的でアの母音が効率よく鳴るようになる。彼女の場合もこのやりかたは実に効果的だった。このやり方で出すアの母音をくれぐれも忘れないように。いつでも十区で切るように覚えてほしい。
曲は、イタリア古典歌曲集から"O cessate di piagarmi"発声の効果が出て声が前に出るようになった。あとは、クレッシェンドをするための力を意識すること。あくまでお腹、腰である。クレッシェンドが付けられるようになれば大分進歩だ。体を使うが、体を充分使って声を出すことを忘れないで。
後は、トマの「君よ知るや南の国」全体にきれいに歌えるようになった。声も出るようになったと思う。高音で時々お腹が外れてしまうので注意!後は子音。特にJeやVの子音がきちんと出るとフランス語らしくなるし語感が出る。良く出してほしい。声の出方が大分良くなってきたので、この調子を維持してほしい。

ゆきえさん。発声練習を低いほうから始めると、相変わらず小さな、抜けた声で始めている。しばらく出しているうちに少しずつ出てくると思うので、あまり何も言わずに様子を見てみる。高音に行くと相変わらず声を当てにかかる。口の使い方がどうか?姿勢はどうか?お腹はどうか?観察していたけどもどうも、以前に言ったことが実行できていないように見えた。低音は良いとしても高音の声の癖をなんとか直したいので、この調子は少しがっかりする。出来なくても言われたことをやってみせてほしいものだ。喉を開いて声を出すためには、まずは口の開きから始めなければどうにもならない。声を出さんがために、変わり映えがしないのでは、今まで教えたことが意味がなくなる。教えるほうとしては失敗しても良いからトライしてくれることが嬉しいのだが。なかなか難しいものだと思う。彼女の高音だけどこちらが一歩譲って当てる声でも良いから、音楽的なフレーズの中で声がきちんとリズムに乗って出せるようになることがまずは大事だ。そのためのお腹の使い方である、喉の使い方である。声を出す、発声練習は声のためだけではなく、音楽的なフレーズを処理する中で声があるから、声の 都合だけで勝手に声が切れたり、止まってしまっては、やっている意味がないのだ。このことだけは良く分かってほしい。レッスン途中で色々話してみたが、声の使い方に迷いがあるようだ。今やっている基礎の発声は、クラシックだろうがポップスだろうが同じくらいのレベルである。まずは、きちんと声を出すという所と、フレーズを滑らかに処理すること、この二つを両立するだけで良い。出来ることからとにかくきちんとすること。抜かないこと。このことが今のゆきえさんには大事なことだと思う。"O mio babbino caro"を歌ってみると高音が出ないのでもう一度発声からやり直すと出るようになった。そうすると低音も良い声が出ている。声を出すときはきちんとしっかり出すこと。これだけは忘れないでほしい。

たにさん。
2点Dくらいから下降形で発声練集を始める。最初少し不安定だったが、低音に降りて上がっていくうちに安定してくる。しかし地声領域でも声の鳴りが悪かった。喉を開き過ぎかな。彼女は意外と喉が良く開くのだが、開き過ぎて息漏れが多くなってしまうことがままある。このあたりは、自分で調節できると思うので、いつも注意してほしい。あまり息漏れが多くても駄目だし、声帯を閉じ過ぎても声がきつくて耳障りになる。お腹をいつもいつも使うことを忘れないように。ブレスをした時点でお腹は少し開いた状態を作ること、この際に一緒に喉が開いていること。この状態で声を出すときに腰あるいはお腹の筋肉がキッカケで声が出ること。このことをいつも心がけてほしい。中声の出し方で高音に上がっていくと、2点Fまではかなり安定して出せるようになっている。今日は2点Fisを出す直前で気合いが抜けてしまい、笑ってしまった。彼女は音が分かるので、苦手な高音だ!と思うと出なくなってしまうらしい。発声ではどうにか出るが少々きついようだ。このあたりはまだまだ喉で突っ張ってしまうようだ。お腹の力と喉の開き、当てる場所などの意識などで、もっと楽に出せるようになるポイン トが見つかるはず。ビリティスの歌、3曲目「ナイアードの墓」は低音部、とても良い声が出て来ている。最後のNaiadeの最高音含めて中声の出し方で全て歌えた。Ses petits pas fourchus alternent ...の高い声はどうも野太くなってしまう。これは、口をぱくぱくと発音してしまうせいで、喉に力が入り過ぎるためだと思う。下あごを下げないで、鼻腔に声を当てる感じ。軟口蓋が上がっているところで響かす感覚がつかめると、もっと楽に出る。このあたりも含めてもっともっと練習したいのだが、集中力というか、体力が持たないので続かないのが残念。この発声のポイントさえクリア出来ると、もっともっと表現が広がって歌が楽しくなると思う。「髪」は声は良い声が低音でも出ているから、音楽をもっと保つように、軽くならずに、しっかりとした足取りを自分の歌で進めていけるようにしてほしい。これはまさに横隔膜の力であり支えによるものだ。

よしおかさん。
発声練習の前に、声の出し方を注意してから始めた。が、やはり最初は声に力が出てこない。まずは喉を開くことと、お腹の力を使って声を出すことを徹底する。しばらくやると、声が太くなってくる。お腹が使えてきたようだ。声を出すときにこのことを注意して出すことは、何度繰り返しても繰り返し過ぎることがないくらい、大事なことだ。忘れないで実行してほしい。今日は、低音の地声からお腹を使って音程を上げる練習をしてから、声が飛躍的に出るようになったし、良い声になった。彼女も地声から上がっていっても、自然にチェンジするタイプ。今日のすぎえさんと同じような声質だ。彼女に必要なのはまずは低音の地声を出せること。そして、その声のままお腹の腹筋で音程を上げていくこと。ドレミと3音で上がるのに絶対に喉で音程を上げないように。腹筋あるいは腰の筋肉を張ることで音程を上げることを忘れないでほしい。少なくとも声のポジション自体は2点Gくらいまでは同じ出し方で上がっていくこと。今日はこの練習でとても良い声が出るようになった。音程も悪くない。声にも艶が出て来ている。地声を低音で出す時の喉の感覚とお腹を使うこと。これだけ分かればまずは良 いだろう。くれぐれも忘れないように!曲は、Star vicino から。ブレスが短いところでいい加減にブレスをしないこと。ちゃんとやれば喉も開くので良い声が出ることは分かるだろう。逆に言えば変な声になってしまうところは、ブレスがきちんとしていないか、息が足りない所だと決めても過言ではない。この曲はブレスが大事である。次にSento nel core...この曲は、フレーズの終わりのエの母音が抜けてしまうことを要注意!Certo doloreの高音をしっかり喉を開いてお腹から出すこと。とにかく高音で音程がふら〜っと上がってしまいそうなところをチェックを入れて、喉を開くことと、しっかりとお腹から出すことを忘れなければ後は大丈夫。暗譜を早くしてほしい。

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10月26日

かとうさん。発声を始めると、ドレミファソ〜のソの音で声を抜く傾向が気になる。声が鳴るか鳴らないかよりも、息のスピードが最高音で最速になる感じがほしい。そのための腰や腹の使い方があるのだが、使えていない。喉だけで調節してしまう。要するに喉声ですべて通してしまう傾向がなかなか治らないようだ。今日のレッスンは発声だけをやった。以前もやったと思うけど、彼の場合口でブレスをして喉を開こうとするあまりに、それだけになって、喉から直接声を出しているだけになってしまっている。喉を開くことは大事だが、そのまえに、声帯の状態を最適な状態に準備するためのブレスであり、喉の開きをすることを分かってほしい。要するに開き過ぎなのだ。声帯の準備が全然出来ていないのだ。適度な声帯の閉じ具合を作ること。そのために、ブレスをむしろ口を開かないでやったほうが良いだろう。それから、声を出す際に口をあまり開けないこと。唇をやや反らして、鼻腔に響きを持っていくようなポジションをしてほしい。腰を触わってみると、声のアタック時に腰が全然使えていない。
腰を押し出すようにして、声を出すこと。逆に言えば腰が使えなければ声が出ないくらいに。腰で歌うくらいに感じて練習して見てほしい。それから、イの母音で喉の状態を良い状態で出す。そのポジションからエ、そしてアの母音を作ること、何度かやってみて、まだ完全ではないがなんとか良い状態には持っていける。今日やったことを徹底的に練習してほしい。合唱で実際に歌う際に、ファルセットを使わざるを得ないのだが、喉の良いポジションが出来ないでファルセットを多用すると、喉を壊すから要注意!むしろ今の彼の状態は低音をきれいに鳴らすような練習が声帯に良いと思う。このあたりが、初心者が合唱団で常に歌い続ける難しさがある。声は誰のものでもない、自分のものだ。くれぐれも声を喉を大切に、長い目で見て活動をしてほしい。

あめくさん。
発声練習では、前回の好結果を受けて強い低いポジションの声を出していた。2点Dくらいまでは無理なく行けるが、それより上はひっくり返る。現在の下のポジションの声は完全な地声ではなく混ざった響きだ。この声も練習しないと、上の高い声のポジションもしっかりしてこない。現在は取りあえずこの低いポジションの声を伸ばして出せるようにすること。同時に上の声も良く練習して両者の声が中声のポジションで程よくミックスしていくのを待ちたい。下の声にせよ、上の声にせよ、お腹や腰を使って声を出すことは大事だが、これも使い過ぎてお腹がコチコチになり過ぎないように気をつけて。それから、声のポジションを変えているは、どこなのか?を自分で良く観察すること。喉あたりを調節していると思うが、喉の開き具合、声の当て所、当て具合などをいつも確認して、自分の声の音色や出し具合を常に再現性を持たせるように集中してほしい。それにしても、短期間で良く声が出るようになったと思う。今日はモンテヴェルディのLascia te mi morire..を歌ったが、強いメゾの声で悲劇的な調子がかなり出せるようになった。今の声のままだと、本人いわく…男の歌みたい…だそうだが、それで良い。声はまだまだ完成されていないが、声の強い調子は声楽にはとても大事。特に女性の場合は音域がなんであれ、力強さが必要である。嫋嫋(じょうじょう)とした声の調子はクラシックの声楽には禁物である。特に日本女性の場合はである。強く要求する、強く訴える、しっかりと、はきはきと、等々、これらの形容詞が表現する声、歌を歌えるようになってほしい。次回はSebben crudele..を譜読みしてみよう。譜読みがどんどん進んでいる。


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10月24日

さぶりさん。ひさしぶりだが、声は特に変っていなかった。発声では、スケールの移動をややスタッカートというか息の長短で打ってしまう感じを、一つの息の流れで歌うようにしてほしい。具体的にはお腹、腰の張り具合で歌う。ドレミファソ〜という上向を腰を押し出すようにして、ということは、前腹下を中に入れるようにして出す感じ。このことで、音程の移動をレガートに行える。それに、声のアタックも腰で行うようにすることで、軽くなり勝ちな声をしっかりとして胸声に変えることが出来る。彼の声は良く鳴るが、声が軽い。この癖がなかなか治らないようだ。相当に意識してやらないと駄目だ。お腹の使い方を見てみたが、間違っていると思う。胃から下の前腹を突き出すようにして出している。そして音程を下げるときに、それを引っ込めていた。これでは、ブレスが持たないし、声がお腹からでないだろう。もう少し早くに見てあげるべきだったかな。ヴィクトリアの"O vos omnes"このヴィクトリアのポリフォニーはルネサンスのアンサンブルの曲でも重い声を要求されるのだ。バスパートの歌い方としても声が軽すぎる。特に1点G辺りの声。この声が腰からでないために、高音がますます軽くなって浮いてしまう。それと、発音。ラテン語の発音が間違っているので要注意。Excelcis,alchangeli Hodieなどなど今は良いラテン語の発音教本が日本でもたくさん出ているので、合唱団でも購入されたい。

たにぐちさん。
初心者なので、どの程度行けるか?まだ未知数だ。発声を始めたが、おやおやどうなるか?と思えばチェンジしてからの柔らかい声はなかなか良い。ブレスの仕方をポイントにして高音と低音お出し方を教える。要するに高音を出す際にはブレスをなるべくして、吐き出す力で高音に到達する感じ。低音はお腹に力を貯めて、出す感じ。これはあくまでキッカケである。お腹が使えていないので何度も言う。これはうんざりするほど言うが言って悪いことはないのだ。前回教えたお腹の使い方にくわえて、今日は口の使い方を教えた。イの母音からエ、アに変えてアの声の密度を増す。効率が良い発声。それと、喉の下に当てる方法。いずれも発声ではある程度出来たし、本人も理解納得できたようだ。とにかく、今はお腹を使って声を精一杯出すという方向だけを見定めてほしい。曲は、モーツアルトのVoi che s'apete..一通り歌うと、声が全然出ない。少しずつやって取りあえずなんとか声が出るようになった。まだまだこれからである。


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10月23日

さたけさん。発声練習を始めると声が一段と響くようになったことに気づいた。本人曰く、腰の使い方が分かってきたとのこと。これだだけでも、大きな進歩だ。はじめて来たときには、声もあまり出なかったし、奥に引っ込んだ声だったが随分と良くなったものだ。努力の成果だと思う。彼女は間で練習が出来るから、その点は有利だろう。レッスンで納得が行かないことを、何度も自分でトライしてみないと、なかなか早い上達は望めない。さて、発声でドレミファソと上がる場合に、気を付けてほしいのは最後のソにあたら音。がいして、この音の時に声が抜けてしまうか、太く出て音程が♭になってしまうこと。口を開けないで、上顎、あるいは鼻のほうに声を押す感じで高い音にはめてみる。あるいは逆に口を開けて、軟口蓋を上げてそちらに声を回す感じ。いずれも、息を押し出すあるいは押し上げるように腰や腹筋を使うこと。いずれにしても、声の響かせ方は良くなった。後はフレーズの歌いまわしを大切にしてほしい。曲になると、この意味が良く分かる。フォーレの「リディア」をやってみると、このことが良く出ている。長い音符の時にお腹を使って息を伸ばすこと、上向音形の際 に昇るエネルギーを持って昇るなどのフレージングはお腹の力、使い方に工夫がいる。「尼院の廃虚にて」をやった。前回に比べて声も出るし、発音も改善された。これは、韻を踏んでいる音符にスラーがかかって長く引っ張っている音形を思い切り投げるように歌うことがコツ。高い音はしっかり口を開いて、軟口蓋を上げるようにして出すこと。以上。

あゆみさん。
合唱をやりながらも、ソロの歌に目覚めてきた彼女はさすがに若さで、進歩がこれまた早い。体があるほうだし声は訓練するとかなり出てきそうだ。しかし、合唱のソプラノをやっているせいで、高音になると声が軽くなる。音域はメゾが出来るくらいの低音も出る。メゾ好きのぼくとしては、メゾでもソプラノでも行けるやや重目の声を作りたい。そのためには、1点bくらいで頭声に変るところを、下の胸声のある声で伸ばしたい。すくなくとも、その声で2点bまで行けると思う。今日はそんな練習を少し。最初は開いた発声。口は開いた状態で、お腹をしっかり使って出す。1点bくらいから上の声になるところを少し我慢してもらってお腹から出すこと。これは、喉を開くことイコール喉が下がっていることが意識されないと難しい。喉の下げ方をやると、喉に無意味に力がかかるのであまり薦められない。これでも結構行けたけど2点Fくらいでかえって喉っぽくなってしまった。次に地声領域まで降りてからその声のまま上がってみる。声帯は良くなるが、やはり高音になると自然に頭声に変る。次にイの母音で1点Aくらいで出してみる。段々上がっていくと、これも2点Cくらいからクルんと返ってし まう。お腹の使い方が弱いようだ。実際に張り具合を見てみても、声を出さなければ使えるのだが声を出すために使おうとするとリンクしないようだ。こういう人はたくさんいる。声を出すことが力を使うことだという感覚があまりないのだろう。それも無理はない。力を使わなくても声は出るがそれは軽い声だ。声と言うのは不思議なもので、やはり単なる体の使い方ではなく、いや、体の使い方だからこそ、精神状態が声に反映されるのだ。それこそがまさに「歌」である。今日やった、イタリア歌曲集のSebben crudele..ではそのことが良く分かる。結局イの母音で胸声を練習してエアと変えてアの母音をお腹から出す力強い声にする練習が成果があった。特に、喉の下の窪みに当てる練習が効果がある。これはお腹の力とリンクしていないと喉を壊すから要注意!そんな調子でSebben crudele..もなんとか力強く歌う最低線までは持っていけたと思う。足も大分疲れたようだったが、足腰は歌には大事だ。結局は慣れだけど足腰も少し鍛えたほうが良い。まだ若いのだから。


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10月22日

さわださん。発声練習の前に、声を出す際に気をつけることをサジェスチョンしてからやったけど、やはりどうも声の出し始めが苦手のようだ。中低音から始めるのだが、喉がすかすかして声が出ない。声が暖まらないと、どうしても声が浅くなってしまう。何度か上り下りしたが調子が出ないので、1点Aくらいからイの母音でエ、アと変化させる方法でやっとアの密度のある声が出るようになった。このやり方で出す声を早く覚えて、いつでもすぐに出せるようになってほしい。この出し方は、比較的に声帯を閉めて出すやり方だが、逆に声帯を開け、軟口蓋を上げて出す方法もある。口の中を大きくして出す声だ。それと、高音になってからは、気をつけないと喉を絞める傾向がある。喉の開きをもう少し覚えないとやはり苦しいだろう。それは、曲になると目立つ。今日は"Tosca"のVissi d'amoreをやって良く分かった。イの母音がどうしても声帯を閉める傾向が強い。声帯を良く開いて、息を良く流して声を出す感じだ。後は、Nの子音で始る母音の場合、気をつけないと鼻から声が出てしまう。これも要注意。2ページ目の3連符が続くところは、どんどんと先に進むように。最後の2点bは、一オクターブ下の声を意識してから上に思い切り昇ると良い。それは、低い声だと楽に喉が開いているからだ。喉はそのままにして高音を出すことを意識してほしい。後は暗譜が出来れば大丈夫だろう。次回は伴奏合わせだから暗譜をしてきてほしい。

ちばはらさん。
発声練習では相変わらず喉で声を出す癖が取れない。そのため、喉周辺の筋肉がつっぱっている。実際に触わってみると、やはり高音に行くほど、舌根に力が入り、喉が上がっている。ところで彼の喉仏を見ると比較的大きい。最初に彼がレッスンに来たときには、バリトンでも良いのでは?と思うような声をしていた。ようするに、胸声が強い傾向にある。声帯が厚いのではないかな?声が鳴ってしまうのだ。鳴らさないで、かつファルセットではない声のポイントが出せるのだけど、その出し方になかなか気づいてくれないのが問題だ。今までも何度もやってきて、何度も出来ているのだが、来る度に同じことの繰り返しになっている。曲の練習では、ブレスのポイント。フレーズの終わりを伸ばし過ぎて、ブレスが遅れて次のフレーズの始まりを遅くしている。これは最悪だ。フレーズの頭を大事にしてほしい。それと、ブレスが短い所はブレスの前の音を小さくすぼめて、すぐにブレスをするタイミングを作ることがこつだ。後は、発声練習でやったことを考えれば良い。彼は声のキャパシティがまだまだ小さいのだから、声を張ることには注意をしてほしい。声を張っても、胸声が強過ぎて、全部喉が 詰まってしまうし、音程が悪くなる。発声の際に低いほうから上がって行くと、大体1点bくらいから、声帯が合わさりにくい状況になるはずだ。その時点で声を切り替えて声帯の合わさらない声で、喉を開いて高音まで上がっていく練習が良いだろう。これからあまり頻繁にレッスンが入れられないと思うからどうにか自力で頑張ってほしいな。


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10月21

すずきさん。久しぶりに来たけど新婚ほやほやの歌声を聞かせてくれた。声の調子よりも久しぶりなのでブレスがしっかり入らないようだ。そのために、喉の開きも悪くて声が浅くなる。この喉の開きの悪いこと、そのための浅い声を直すには時間がかかりそうだ。地声とチェンジの声の乖離が大きいのだ。地声の状態は喉も開いて良いのだけどチェンジすると途端に可愛い声になってしまう。なるべく口を縦に細く開けるように。例えばアの母音ならばオに近いようにすること。唇を反らして声を前に出すようにすること。イからエ、アに声を変えて行く際にも、まずイの母音の声のポジションが浅くならないようにお腹から出す気持ちを大事に。唇を丸くして。高音は心配ないくらい良く出るけども、2点bくらいまではしっかりとお腹から喉を開いて出すようにしないとか弱い声になってしまう。喉の奥を深く、開くようにそしてお腹から声を出すことをいつも心がけてほしい。彼女の発声上のネックはここだけ。これさえクリア出来ればかなり良い声が出ると思うのだが・・・
曲は、夜の女王のアリア。これも前半の声はしっかりと、深いポジションを心がけてほしい。通して見たけどどおにか歌える。早く暗譜して伴奏を合わせたいところだ。久しぶりに歌曲の」「すみれ」をやった。出だしのところはなるべく細く柔らかい声で。途中、短調に転調してからは、強い声、しっかりした表現を。これらの、2種類の声の使い分けというか、表現の違いを良く使い分けてほしい。

ゆきえさん。発声練習では、ドミソで上がっていくと、比較的に楽に高音に昇って行かれる。それにしても中低音から声がやや浅いし軽すぎるので、姿勢を直す。あごを前に出す癖がある。観察するに、喉を使うために舌根を押し下げる。その感じをつかむために、どうもあごを前に出すようだ。これを矯正するためにあごを良く引くこと。目は真っ直ぐ前を見る。口はどちらかといえば、良く開いて、喉の開きを良くすること。こうして、音程を上げていくと、割とスムーズに高音に昇れる。もちろん、お腹をしっかり使って息を送ることが大事だ。この声の出し方はなるべく覚えてほしい。せっかくレッスンに来てるのだから、次回来たときに必ず発声練習で再現してほしい。
高音になると、口をつむんで喉で当てにかかる。これを避けるためにも、口をしっかり開いて、喉を強制的に開いて、お腹の力で出す。それと、軽い小さな鼻声で、喉の力を完全に抜いて高音の練習をしてみたが、これも効果があるようだ。舌根に力を入れて出していることが判明!
曲は、O mio babbino caro..Asのオクターブの跳躍がうまく出来ない。これも高音を喉で当てる癖があるからだ。お腹を押してやるとスムーズに昇れる。これでは駄目。笑
人にやってもらわないで、自分でやること。後はとても良い感じ。彼女にはイタリアオペラのアリアがとても似合っている。他の曲もどんどん勉強してほしい。

よしおかさん。今日も発声練習をしばらくしながら観察していると、どうも喉の開きが悪いのと、お腹の力が出てこない。喉の暖まりが悪いし、息に力がない。体全体に活力が乏しい感じ。業を煮やして息をしっかりと吐く練習をしばらくしてみる。その後で発声をやると、大分声に力が出てくる。しかし、まだ声帯の鳴りが悪い。そのため、低音を地声で始めてそのまま高音まで続けてその声のまま出させてみた。彼女は、地声から自然にチェンジする。段差がない。地声を出す意識で音程を上げていくと声に力が出ている。声帯を合わせようとする力が働くのだろう。そうやっても声にも無理がない。この感覚は大事だから忘れないで実行してほしい。後は。イの母音の声をアの母音に反映させる方法だ。この方法でも声に密度がついて、良く響く。後は、これだけだと、音程がフラットになるの、軟口蓋を上げて音程を保つこと。お腹をしっかり使う事は言うまでもない。Star vicino..を久しぶりにやってみた。イタリア語の発音がつかえて上手く行かない。言葉だけで朗読する。何度もやって滑らかに一息でフレーズを読むこと。この練習は自宅でも出来るはずだ。なるべくたくさんやっておいてほしい。後は発声で足りないのが、上顎、唇、頬などを使って声を出すこと。声を出すため、あるいは言葉を発音するために上顎部を使うことがまだまだ足りない。この辺りがこれからの課題だろう。


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10月20日

こぬまさん。発声練習では主に中低音部を中心にやる。低音が安定せず、どうもコロコロとひっくり返って仕方がない。総合的に見れば、悪い声ではないのだけどどっちにするかが定まらない。上の声で出すのならば今しばらくは声がスカスカしても我慢するしかない。下の声でやるならば、声を当てて出すことを嫌っては出ない。しかし、喉をきちんと開けていれば大丈夫だ。いずれにしても、口の開け方がやや固定的。良く口を開いている割りには、軟口蓋がきちんと上がっていないと思う。あごを下にしっかり下げるので喉は開いているのだが、声を出している際の筋肉の張りが弱いので、声が安定しないのだと思う。ブレスを素早く。。と以前に注意したせいで、早くするあまりに筋肉を使い過ぎている。ブレスで横隔膜を広げ過ぎるためにそれ以上筋肉が使えない状態なのではないか?あまりブレスで使い過ぎないようにすること。声を出すための準備である。曲はプーランクの宗教曲。HodieのHは無声子音であり、読まない。今のラテン語読みの基本はイタリア語の発音と同じだ。Excelcisはエクシェルシスであり、エクチェルシスとは読まない。それから全般にアやエ、オなどの開口母音の 開きが弱い。狭い。Deoのエも必要以上に狭くする必要はないと思う。一番出だしのフォルテでのHodieの確か2点ミ♭の声だけど、一気に抜けるように出してほしい。ちょっと遅れる傾向がある。全般に声の出だしが遅れる傾向があると思う。

たにさん。発声練習は2点Dから下降形で始める。そして低いほうから地声で上がる。地声でも喉を開けることを大事に。そして、中音部あたりからは、特に軟口蓋の開き、上げることを大事にしてほしい。中音部は声が鳴りにくいので、今度は喉を開き過ぎないように。この辺りは、調節をする感覚を磨いてほしい。自分の声、喉の感覚と相談しながら最適な声帯の開き、響きをいつも気をつけること。そのために、口の開き方に工夫が居る。固定的にならないように。下の声のまま上がって行くと、2点Fまでは大体安定して出せるようになっているが、まだ少し声がすかすかするのは、喉を開き過ぎて太くしてしまっているせいだろう。喉をあえて意識して使うこと、声帯を合わせることで、喉の開け過ぎを止めて閉じる感覚にすると、声が明るく高く出るようになった。喉のどこの筋肉を使って良いか判断がつかないだろうけども、声帯が合わさって痛くなければ大丈夫だ。それよりも声を出すきっかけがお腹にあることを大事にしてほしい。喉で声を出し始めずに、お腹の筋肉のきっかけで出すこと。そのためには、ブレスでお腹の筋肉を使えるように準備できなければならない。上のチェンジの声は大分 声が鳴るようになってきた。この調子でやっていけば、下の声ともっともっと混じるようになるだろう。曲は、ドビュッシーの「ビリティスの3つの歌」1曲目はかなり良くなった。声の響きも出ている。音楽もらしくなってきた。出だしの2つの3連符Jours des hyacinties..は空に向かって蔓がするすると延びるように、音符が見えないように歌ってほしい。最後のma mere ne croit jamais ....の件は最後のPerdues はしっかりと。ささやきのように歌うとしても、決して響きがなくならないように気をつけて。Si je suis の前はブレスはいれたほうが良いのではないかな。「髪」は、サビの部分の2点Fisだけが声が当たらない。ここは多少張り上げても下の声でしっかりしたほうが良いだろう。口の開き、お腹の筋肉の支え。この音に上がる前の声の響かせ方で決まるだろう。頑張ってほしい。後は、フランス語は得意なのだから言葉の意味が声、語感になって反映できるように。特に1曲目。

あめくさん。発声練習では上顎から頬にかけての緊張感が今一つ足りないために、声がこもりがち。
頬を上げること。それから、口を開き過ぎるために、喉も開き過ぎて中音部の声がスカスカして息漏れが多い。唇を前に突き出すこと、あまり口を開き過ぎないことによって、特にアの母音を声を前に出すように。彼女は注意すればすぐ出来るから心配ないけど。そろそろこの辺りを覚えて発声練習ですぐに使えるようになってほしい。高い音域になってきたら、口を開いて、喉の奥から出すように変えていけば良い。総合すれば、中音部は、口をあまり開け過ぎずに、むしろ上顎から頬にかけてを上げて唇を使って響きを落さないように前に出すこと、それと、高音になってきたら、充分に下あごを落して喉を開けて声をお腹から出すように。このことを覚えてほしい。曲は、Star vicino....ヴォカリーズの音程が下がり気味のところは、下の声で頑張らずに、息を回して出すように。そのために、口を開き、特に軟口蓋を上げるようにして出すこと。全体にお腹を使うことをけちらないこと。まだまだしっかり使ってほしい。最後にLascia te mi morireをやった。低音部、E che volete che miconforte..の件で声を下の声に変えてみたら、ただの地声ではない上の声が混じったとても良い響きが出た。これは素晴らしい声だと思う完全なメッゾかアルトでも行けるくらい良い声だ。この声をなるべく上の音域まで伸ばせると良い。ぼくがやってみせた声というか、声の出し始めの感じを真似してもらったところ、喉の開きというかポイントが分かったようだ。次回にも再度この声を持って来てほしい。


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10月18日

みくりやさん。ブレスがやはりお腹に入らないようだ。これがもう少しきっちり出来るようになると、本番での上がり方も少なくなると思うのだが。。。後は、お腹を使って歌うこと。少し出来るようになったのだが、今日やった喉を開くこととお腹の開きがもう少しリンクしてくると、本当に良くなる。お腹を使ってもう少し高い音域まで出せると、声もひっかからなくなって、楽になると思う。彼女なりのポイントで歌える人だけに、基本をきっちりさせることが、意外と難しい面がある。基本がもう少しきっちり出来ると何が良いかと言うと、喉が楽になることと本番での上がり方が少なくなることだと思う。喉を開くこと、お腹を使って声をだすこと。そのために、ブレスをお腹に入れられるようになること。胸が上がってしまう癖がなかなか取れない。曲は、ラヴェルの「ギリシャ民謡」1曲目のリズムを徹底的に練習した。2拍子を八分音符の裏拍で感じて歌うために、裏拍で手を叩く。これが意外と難しい。この曲の根にあるリズムは裏拍だと思う。それから、声が上ずって喉っぽくなりがちだから、気をつけて。4曲目は、3連符の伴奏形のところと、最後のページのアカペラ。3連符の伴奏 のところも、3拍子で指揮をしながら歌う。納得がいったようだった。何事も基本的な練習の積み重ねが大事だ。上手く行かないところは、根本的なことをやらないと駄目。1に練習、2に練習、3、4がなくて5に練習。笑

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