2001年12月1日ムジカC発表会感想ノート

レッスンノート目次
本日12月1日アコスタジオで行われたムジカC発表会の感想と評価です。みなさん、お疲れさま!
手塩にかけたみんなが、それなりに一生懸命結果を出してくれたステージは、とても気持ちの良いものでした。みなさんに、心からありがとう。。。とお礼を言いたい。

さて、今回は、★で点数をつけることにしました。とはいっても、他人との評価比べではありません。
他人と比べると、なんでアタシの★が少ないんだ〜!(▼▼)Ψと言って怒らないように!笑
それぞれの人の力量の中でどれほどか?という相対評価です。最高が4つです。練習やリハーサルなど、過去におけるその人のベストと比べて。。。ということです。評価は3種類に分けました。感性は、歌の歌詞の内容やその人らしさが良い感じで表現されていたか?というのは声の錬磨がどの程度か?そして スタイルとは肉体的なスタイルが良いか?ではなく(笑)ステージマナーが良いかどうか?ステージが美しいかどうか?だと思って下さい。
★が少ないからといってがっかりしないで下さい。むしろ、今後の課題だと思って、励みにして欲しいです。★が多いからといって、有頂天にならないでください。絶対評価では、まだまだですから。。
ともあれ、みなさん、お疲れ様でした。。
さたけ | よしおかたむらにし | なかがわ | いそがい | たにみくりやさわだ
さたけさん。自宅でやったリハーサルの時も上がっていたけど、終始上がっていたようだ。今日のリハーサルでやってみた手を下ろして歌うステージマナーが出来ていたらとてもきれいだったと思う。声は今まで訓練しただけあって良く出ていたしきれいだったけど、ブレスが今後の課題だろう。ブレスがしっかりすると、上がっても持ちこたえられるようになると思う。

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感性



スタイル
よしおかさん。彼女も今までの経験からすると上がっていた。あるいは、声の力が足りなかった。朝早くてちょっとかわいそうだったけど、本人の中ではどうだろう?お腹を使うこと、喉をもっと開くこと、お腹から声を出すことがもっと出来ていたはずなのだが。。。。姿勢や立ち姿、歌う姿はとてもきれいなのだけど、逆に言えば、それらが壊れても、もっともっと体を使って歌う姿勢のようなものが、むき出しに見えるくらいにやってみることも良いかもしれない。

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感性



スタイル
たむらさん。レッスンが少なかったし声のことをあまり見てあげられなかったけど健闘したと思う。何より歌いたいものを歌ったせいか感性が素直に表現されて好感が持てるステージだった。声は首を前に出す姿勢を直すだけでかなり良くなると思う。朗読も良かった。これから、みんなに朗読をさせようか?と思った。

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感性



スタイル
にしさん彼も健闘したと思う。直前のステージングのアドバイスに素直に従って、きれいなステージだったと思う。声もがんばった。トスティらしさが現れていた。声だけど、今後は高いほうのチェンジを覚えて、更に音域を伸ばせると良いと思う。音楽的には少し間延びするところがあった。それはピアノとの呼吸もあったと思う。
ピアニストが今一この音楽に乗り切れてなかったかな。。


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感性



スタイル
なかがわさん。難しい曲をがんばって歌い切った。すみれは初めての本番ということを入れれば今までのベストだろう。夜の女王も良くがんばった。前半の気力の出方はぼくの解説のせいだろうか?(笑)ステージングもまずます。きれいだった。声は少しずつ少しずつ向上しているから、無理せずに続ければもっと良くなって伸びていくだろう。

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感性



スタイル
いそがいさん。Agnus dei..は、どうにか乗り切ったという感じ。
細かい音符の音程や低音の声質をもっと良く錬磨して欲しい。
Quando m'envoは良かった。それにしてもやはり上がっていた。上がっていながら良くがんばったという感想はあるが、それにしても上がり方を克服することが今後最大の課題だろう。


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感性



スタイル
たにさん。出演は2回目だけど素晴らしく良くなった。緊張感と美しさのバランスの取れたクオリティの高いステージで感心した。声も充分だし、きれい。特に中音から低音は柔らかくきれいに響いていた。高音はきついところもあるが、チェンジの差がなくなりつつある感じ。チェンジの問題は難しいが、その差が徐々に消えつつあるのを感じた。感性も本人の持ち味が充分生かされていたし、何よりステージングがとてもきれいに行った。長足の進歩と言いたい。

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感性



スタイル
みくりやさん。彼女もガチガチに上がっていたが、持ち味は十分生きていたし、総合的に良いステージだった。歌詞の内容を表現しよう、伝えよう。。という積極性が感じられたのが良かった。ステージングも努力の跡が見えた。さたけさんと同様、ブレスが足りないのが課題。普段のレッスンでの技術的なことの克服をもっともっと考えて欲しい。感性は本来とても持っているので出来たのだろう。ピアノだけど5曲目は今までで最高の出来!素晴らしいリズム感だった。

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感性



スタイル
さわださん。相変わらず冴えた高音を発揮している。★3つなのは、トスカの最後の高音がもっと良く出るはずだから。中音部の声の粗さが目立った。中低音で語る部分の声は、まだまだ錬磨が必要だ。それと、歌詞の内容、あるいはイタリア語ならイタリア語の持つ抑揚、それらが、歌の中に音楽として生かされなければ、本当のドラマが見えてこない。オペラを歌う場合、もっともっとドラマの内容が持っている魂を自分の引き出しの中から見つけ出して、歌に精魂込めて欲しい。スタイルの点が低いけど、それは、そういうことと関係がある。今後も期待している。

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スタイル

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