やはり、このCGIにしてからアップロードし易いので、書くのが億劫ではなくなった。 きょうは、さわださんが来た。彼女もアトリエに来てから長い。
間ブランクがあったが、初めて来てから丸3年にはなろうか?
月日の経つのは早いものだ。

発声は最初軽く声馴らし程度に始めた。次に声を上顎に集めるように 下あごを動かさずに、J(ia)iJa(ia)iという半母音+母音で上向形、ドレミファソ 出始めた。下あごを動かさないのは、そのことで、軟口蓋を上げる筋肉を 鍛える、開発する意味がある。下あごを動かしてしまうことで、軟口蓋を 動かす部分が使えなくなってしまうことがあるからだ。
同様に、Nonanoで上向形。すぐに上顎に声が響くようになる。
早速、カルメンから「ハバネラ」を始めた。声がおずおずとして、もう一つ 声が響かない。また、暗い声質だ。
言葉(フランス語)が苦手から来ているのかもしれない。
実際は、本人の苦手意識よりも、声質の問題だと思う。
それにしても、少し喉の位置が高いのか、声帯がびりっと鳴る 彼女特有の声質が気になるといえば気になる。

胸から方にかけて、あるいは首にも、やや無用な力が入っている感じ。
声を上に響かそうとするあまりだろうか?
胸にパーンと軽く声を響かす感じで、、といって、やってもらったら 大分良い落ち着いた声になってきた。こうなると、ややメゾっぽい 声だ。これが、彼女の持ち声なのだと思う。
広い母音から狭い母音に変る際に、喉が締まらないように気を付ければ ほぼ、問題なく行ける声になっている。
最後に、ボエームのミミのアリア「私の名はミミ」をやった。
この曲も、基本的に彼女の声で処理すれば良い。特に高いソプラノという 意識、軽くするよりも、深みのある響きを大切にしてほしい。


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