レッスンノート

サッカーを見ないけど、今日は遅い夕食を摂りながらテレビ観戦。 ドイツは地味なユニフォームだけど、中身のゲルマンのせいで カッコ良かった。ぼかすか入れてたね。正確なシュート。 それに比べてフランスはどうだ!多分気を抜いていたのだろう。フランスらしい。笑 今日は、つげさん。話をしだすと、いつもに比べて声に艶がある。 つげさんは、声に元気がないのだが、今日は少しあった。 声と言うのは、身体あるいは精神を映す鏡だ。 はじめて来た時の彼女の声は、本当に元気のない声だった。 今日、3回目だけど発声をしてみると、今までになく声が出ていた。 とはいえ、まだまだ、声のポジションが高く浅い声。 どうも、お腹をしっかり使って声を出しているらしい。その事は分かる。 ただ、出だしの声があまりに弱々しい。声のアタック(出だし)はもっと しっかりと、ボールを手首のスナップを聞かせて放るような感じで 声を出してほしい。もちろん、喉ではなくお腹を使って息を上げること。 後で聞いたら、合唱で声が出過ぎないように、、ということを かなり言われるようだ。 出過ぎないことは大事だけど、遠慮するのとは違うと思う。 今日はお腹のことは一切しなかった。口の形、感覚としての声のポジション だけ。オの口でやると、喉が下がること。 あるいは、イの母音からエそしてアの母音へ変化させ、イの声帯の きっちりあった状態から、アの母音にもそれを応用させる練習をした。 これは、なかなか効果的で、息漏れの多いアの母音が大分前に出る ようになった。 これらと合わせて、唇を前に出すような使い方をすることで、喉が 下がること。 それから、高音での強いアタックとして、喉の下の窪みにぶつけるように 声を出す感覚。これは、なかなか効果的で、高音も適度に太く 安定して出るようになった。 いずれの練習も声のアタックは良いのだが、それが続かない傾向にある。 多分喉を使わないように、、という無意識のせいで声帯を保持する 筋肉が緩んでしまうのではないかな?聞いていてそんな感じがする。 お腹の筋肉を声を出している間、適度に緊張させてみること 要するに、横隔膜が開いている状態を維持してみることが良いだろう。 次回から、歌に入る。イタリア歌曲集のCaro mio ben..元気に歌ってほしい。




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