レッスンノート

しかし、サッカーがこんなに面白いとは思わなかった。 今日のイングランド=アルゼンチン! 試合の進め方の違い、選手達のプレイ、表情。 1時間半がすぐに過ぎていった。 今度の日曜日が楽しみだね! きょうはさぶりさんが来た。 発声を聞いていると、声を上顎に響かそう、、という意識が見て取れた。 以前に比べて中音部の妙に薄べったい響きも、なくなってきている。 気になるのは、ややビブラートがかかること。 脱力しているように見えてどこか力がまだ入っている感じだろう。 響きを下げないために、喉あるいは胸などにまだまだ力が入っている。 適度な脱力と、喉の開き軟口蓋の上がりなどの、器官の使い方の バランスを取ることが大事だ。 響きを上げるだけだと、声質が上がって来て薄っぺらくなる。 厚い響きを作ると、声質がこもって音程が下がり気味になる。 どちらも、良い声を作るためには必要なことだ。 後はブレスが短い、、というかブレスで器官を「開く」という 感じがまだない。息を入れているだけ、という感じだ。 息そのものよりも、喉や横隔膜、軟口蓋を開くという、声を出すための 準備が「ブレス」だ、という認識をしてほしい。 持ってきた歌。最初のイングランド民謡のようなものは、声の ポジションが、良かった。ヘ音記号上部の辺りの音域も 軽くなり過ぎず、良い声質を保っていた。 譜読みをするときは、きちっとした縦のリズムを崩さないように することと、下に音程が下がった時の声の上ずりがないように リズム練習と共に声の状態をキチットさせることに腐心して欲しい。 最後のベートーベンのメトロノームのCMソング! 面白い歌だけど、高音で軽いMezza Voce. 速いリズムで、さぶりさんのもっとも苦手な分野だ。 喉が上がってしまう。 この辺りの音域は、発声でも何度もやっているが、下あごを 動かさずに細かいパッセージの練習をすることと、当然 喉、軟口蓋が良く開いたポジションを作らなければならない。 声を出す際に絶対に喉が上がらないこと、かつ、軟口蓋が 上がり、息が良く混ざった声を出せることが必要だ。 この辺りも、今後まだまだ訓練が必要だね。




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