レッスンノート

これも過去日記だ。 夜中にふとテレビをつけたら、ずいぶんと古いフォークの歌手や ゲストで宇崎竜童が出て、ミナトのヨーコ、ヨーコハマヨコスカ〜♪ とやっていた。それはそうと、、、あんた!あの娘の何なのさ!と 手を使ってやる振り付けが、どうもおかしくて仕方なかったが、 音楽をバックに、うぶなネンネじゃあるまいし。。とどすの聞いた声で 語るところは、相変わらずカッコ良かった。 しかし、段々と画面に引き入れられたのは、レギュラーの元ハイファイセットの 山本潤子さんが、きれいだったからだ。笑 背も高くてスタイルが良い。昔と違いショートカットにして膝小僧が出るくらいにミニにウエスタンブーツが カッコ良かった。 いや、歌もうまいという人ではないけど、とても真摯でニコリとするでもなく 淡々と歌う姿がさすがに大人の魅力たっぷりで、あの人らしいところが 良かったのだ。要するにおもねってないのだ。 どうして、演歌の歌手はああ客におもねるのだろう。。 そして、愁眉はなんと元5つの赤い風船の西岡たかしさんが出て来て歌っていた。 もう、どこから見てもオジサン、いやオジイチャンの風情も出していた。 西岡たかしさんのことは実はぼくは覚えていない。 覚えているのは岡林さん、、くらい。 でも、恋は風に乗って、という歌はタイトルだけは覚えている。 で、その後なんとあのイルカさんまで出てきた。 アップになった、イルカさんは烏の足跡が目尻に出て、服もびちびちで 70年風のパンタロンもビッチビチ、背中までムチムチだったし、すっかり 貫禄がついていたけど、可愛いところがちっとも変っていなかった。 かえって、おばさんになってもあの可愛らしさが生きているところが なんだかホットする感じだった。下町の生きの良いおばちゃん、という風情だった。 ぼくは実は当時もその後もフォークには特に興味はなかった。 ただ、前を向いて真っ直ぐ歩いていたら、何となくそれらの 曲は耳には入っていた、、という印象しかない。 だけど、昨日聞いたそれらの古い歌は、どこか淡くて、だけど どことはなく心に残って良いものだった。 それは、当時ぼくが興味を持っていなくても、間違いなく当時の ぼくと共に生きていて、当時若者だった僕らと同じ仲間達が 歌っていた歌なのだ、、という思いが、今のぼくにはとてもとても 大切なものに思えてくるのだった。 単調な歌だけど、ものすごいメッセージではないけども、それでも 人々と共に生きて来た歌。そして、それらを歌ってきた歌手も まだまだ元気で歌っていることが、素晴らしいと思ったし、羨ましかった。。




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