レッスンノート
こぬまさん
発声では、喉を当てないようにと注意してこわごわと声を出していた。
が、暖まってくれば比較的きれいに出る。
ということで、曲を見てみると、全体に抑制された静かな音楽。
声も抑制の効いた声で美しく歌わなければならない。
抑制を聞かせるといっても、俗に言う「白い声」WLa voce biancaW
は、ぼくは良くないと思う。
適度に下顎を降ろして、深い響きを交ぜる方が、ドイツ女性らしい
柔らかい暖かみのある声になると思う。
最初の歌い出しの声が、喉が浅く(力を抜き過ぎている)白い声に
なっていた。血の気は多少必要だろう。
それと、長い音符でも、息を止めずにちゃんと流すべきだ。
ドイツ語の単語の語尾のNを一々エンヌ、と発音するのが少々
気にかかる。
それと、ZusammennのZがトゥになってしまうのが×。
声としては、上記の点を気をつければとても美しく、きれいに
処理できていたと思う。
戻る