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発声練習とコンコーネ50の22番。
中音域の小換声点或いは中間換声点の問題。
基本的にここは下から上がるでも、上から下がるでも、同様に同じラインをトレースする感覚。
今日の母音発声は、あえてHaでやったことで、息を吐く状態を意識できる母音発声にしたことでこの練習に到達したと思う。

声の出し始めは、ものを大切に言い出す感覚。お腹でどん!と息を吐きださないで、声の出だす場所は軟口蓋から上。
うまく出たら、針の穴を通すように同じトンネルの中を通り抜けるようにフレーズを歌うという比喩。
慣れれば針の穴も狭いトンネルも楽に通過できる感覚が生まれるから。
慣れるまでは慎重に。

コンコーネ50の22番は6/4拍子だが、アレグロ・ヴィヴァーチェということで2拍子で歌う練習。
また息の流れを意識するために、なるべく4小節一息で歌うことを課した。
これが今日はとても良く出来た。
一部、音程の勘違いが癖のように出てしまったが、あまり大きな問題ではない。
それよりも息の流れで長いフレーズを音程良く滑らかに歌えた、という能力を得たことが大きな収穫だろう。