ブラジルのミュージシャン、ダニロ・カイミの歌声です。お父さんが有名なドリヴァル・カイミという方、以前にここでご紹介したと思います。
声楽のウエブなのにPop系の声?と思われるでしょうが、発声法でごまかさない、という意味ではPopsで歌っている歌手の方が、持ち声についての考察には適している、と考えました。
https://youtu.be/KJLjRAHWzzQ

https://youtu.be/VhRYXJBvaFc

一聴してわかりますが、バリトン、あるいはバスバリトン。バスも出来そうな大きな声帯を感じさせる歌声ですね。
声帯も十分に厚みがあるでしょう。
それほど声を張らなくても、これだけの「声質」が持てること。
喉を張らない歌声でどういう声質か?という点が、声域を決めるのには重要一要素と考えています。

日本人の平均的な声帯の大きさからしても、このような喉を持っている人はそう多くはないでしょう。
しかしこういう声になりたい、と思うあまり、無理な喉の使い方をして重い声にしてしまう、というケースはあると思います。

音程感の問題があったり、ブレスが伸びない、とか歌っていてどこか無理がある、と感じる歌声は、このような無理があるケースが多いのではないでしょうか?
声楽家の憧れから、この道に入る場合もあるかと思いますが、自分の喉に無理のない声質から声域を考えてみてはいかがでしょうか?