アトリエムジカC2004年7月19日

各出演者に対する感想です。

あめくさん | みねむらさん | はやしださん | みくりやさんさわださん はらさん |  たかはしさん |よださん | のうじょうさん | きくちさん


出演者のみなさん、今日はお疲れ様でした。アマチュアとは言えないくらい素晴らしい演奏もありましたし、ご愛嬌もありました。
それでも上手い下手を越えた幕の内弁当のプログラムが功を奏して退屈しない2時間半でした。
一般にこのような長いプログラムの声楽コンサートは飽きるものですが、ちっとも飽きませんでした。
お客様の評判もとても好評でしたよ。
それぞれの人が完全にその個性を発露しているから、上手い下手を超越してお客様に訴えるのです。
これも一重に皆さんの精一杯と努力の賜物とほんの少しのてきとーさのせいです。笑

一所懸命も必用だし、てきとーさも人生には必要でしょう。それでこそ個性です。
私としては、この仕事に関してはちっともてきとーではありません。
バナナの叩き売りみたいなことは出来ないのです。
これから自分が撒いた種がきっと実るだろう、実らなかったら止めよう、そう思わなければこんな仕事は出来ません。
ただ、私は決して先生に納まりかえっているのが気持ちが良いわけではないです。
おそらく一生そんな風に収まりかえることは出来ないでしょう。


どの道、どんなに下手で、はげおやじで見栄えが悪くてもやっぱり歌手が一番好きな仕事です。カッコが良いよね。
まだまだ色気は抜けません。
きっとパリで見たアルジェンチンのおじいちゃん歌手のかっこよさが未だに頭から離れないからでしょう。
でも、この仕事をして皆さんと出会えた事を思うと、先生も良いものだなと思いました。

「先生と呼ばれるほどのばかじゃない」という川柳を肝に銘じてこれからもみなさまとお付き合いしていきたいです。

最後に、演奏も聴かずに録音に専念してくれたわきくろまるさん、急な頼みを嫌がらず見事に譜めくりを手伝ってくれたすぎたさん、受付を手伝ってくれたおおぜきさん、まつながさん、そしてホームページ用の写真撮影を担当してくれたよしおかゆかさんにお礼を申し上げます。
また、このホームページを見て来てくれたみなさま、そしていつも駆けつけてくれる出演者のご家族のかた、素晴らしいコンサートを実現させてくれたムジカーザのスタッフの方にもこの場を借りてお礼を申し上げます。












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