ふかやさんは、初めての舞台で、ものすごく緊張していましたが良くあれだけ声が出ましたね。
立ち居振る舞いも自然で無理がなく、安心してみていられました。
発声をきちんと勉強していけば、オペラのアリアも夢ではないです。
むしろ、オペラアリアに向いた資質というものを感じました。
彼の人柄=まじめさ、照れ、男らしさ、遊び心、表現にはつながらないまでも、声の底から良く聞こえてきました。
発声は、始めたばかりですから、当たり前ですがまだ身についてないです。つい最近のレッスンで、胸声の練習をしたのが、もしかして逆効果になったのではないか?と思いました。響きが完全に胸だけになってしまいました。最近覚えた鼻腔、頭声の出し方がもう少し出来ていれば、言うことはなかったです。
まあ、これも緊張のなせる技という点もあったでしょう。
発声のことはともかく、今日の演奏の中で一番良かったのは、アマリッリ。男らしく、かつ力まず淡々と歌えました。"Sebben
crudele"は、やはりちょっとテンポが速過ぎたと思います。
Ombra mai fu は、平均して良く歌えました。最後の高音がちょっと吠えてしまったのが残念。
今後、やるとしたら、どんな曲をやっていくかということと、改めて基礎をやる必要性を感じます。曲ではなく、コンコーネなどの練習曲もやると良いでしょう。
ともあれ、失敗もなくしっかりした声が出せた初舞台!オメデトウ!
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