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    • #38186
      shin yamanaka
      キーマスター

      はじめまして、かな? ご投稿をありがとうございます。 大変、興味深い投稿と思い、早速ご返信させてもらいました。 まず、セカンド・オピニオンの理由の1の先生評価ですが、これは、私も指導者なので、常に考えるところです。 確かに声楽家としての研鑽を積むことも必要ですが、教師としての耳を磨くことと、教え方のノウハウを経験を通じて身につけることが大切、と私は思っております。 教師が生徒を超えなければと書いてありますが、私などはコロラチューラを歌えませんが、コロラチューラを教えます。 また、HiCをちゃんと出せませんが、テノールを教えます。 それは、自分の中に教師としての体験として、また知識として、女性と男性の声帯には一切の違いがないと確信するものがあるからです。 また、自分の発声の中から類推して、どうやれば高音発声が出来るか?が判るからテノールでも教えられるのです。 単に出来る出来ない、という問題は難しいことがありまして、先生が出来るといっても、ある先生にとって苦労しないで出来た発声が、ある生徒には苦労の種だったりすると、先生はどうして出来ないの?ということがままあることです。 そういう問題は、単に出来る出来ないの問題ではなくて、どうやったら生徒にやる気を起こさせるか?理解してもらうか?あるいはどういうプログラムを生徒に提示すれば良いのか?綿密に考えなければなりません。それも瞬時にです。 これは、単に声楽家としての研鑽を積むだけでは出来ないことだ、と考えております。 私も生徒だった時期があったわけで、ゲストさんがおっしゃることは良く解ります。 教師と生徒というのは、単に機能的な技術のやりとりだけで成り立つのではなく、人間的な信頼関係、というものが大きな要素になります。 たとえ、技術に勝って素晴らしい先生がいたとしても、その先生と上手くコミュニケートできなければ、先生のリソースは浪費されますし、生徒の努力も無駄になりかねません。 中にはとても口の悪い先生がおられて、毎回泣かされるというケースがあるかもしれませんよ。 教えたり教えられたり、ということの中には、そういう要素がとてもあるのです。 このことを裏返せば、先生としての素養がなくても、生徒が努力家で、先生のちょっとした言葉から、自分の努力を引き出して、素晴らしい成果を上げる生徒も、中にはいるものです。 そういう例をいくつも私は知っています。 ゲストさんの質問から逸れてしまったかもしれません。 結論の複数の先生に就くことは、先生に必ず相談してやるべきでしょう。 なぜなら、指導法というのは、同じ目的に向かうのにも、先生によって、まったく違うアタックをすることが多いからです。 内緒で就いていると、どちらかが悪い、という判断になり、疑心暗鬼になり、元も子もない結果につながりません。 同時並行されるなら、相談の上されるべきだと、私は思います。

    • #41869
      shin yamanaka
      キーマスター

      ソプラノかメゾかの不明なようです。
      同じ先生について、5年経ち、教室の発表会以外にも、一般公募のコンサートにも参加しています。
      今後は、アマチュアを対象としたコンクールやオペラのオーディションにも挑戦してみたいと思うのですが、このまま今の先生についていて大丈夫か?と不安になることがあります。

      理由は、
      ●音大の声楽科出身だが、卒業後も研鑽を続けているようではない:教えられる側が教える側を越えることができないとするのであれば、教える側が研鑽を積まない限り、教えられる側もいつまで経っても一定以上は上達しないのではないかと思います。
      ●声楽以外にも子供を中心としたピアノも教えており、そちらの方がメインになってきている。:他の生徒で声楽を教えたノウハウが、自分の指導で活かせないのでは、と思います。特に、他の声楽の生徒の演奏を聞いても、発声面が弱いのかもと感じます。

      立地面でも授業料でも続けやすく、わかりやすい指導ですし、5年も同じ先生についているので、失礼なことを言ってやめたりするのも躊躇します。

      同時期に平行して複数の先生につく、というのは避けた方が良いのでしょうか?

    • #38187
      shin yamanaka
      キーマスター

      ご返信ありがとうございます。 名演奏家が、名教師になるとは限らない、というのには納得です。 ご自身で、コンクールやオーディションを受けたことがないのに、その助言(声楽的技術のみならず、心構えなどメンタル的なものも含めて)することは、どうなのでしょうか? 理由2の、「メインが子供を対象としたピアノが中心になっている」はいかがでしょう?ちなみに、ピアノと声楽の比率は4:1ぐらいです。しかも、私はイタリア物中心で歌っていますが、他の声楽の方のレパートリーは日本歌曲ばかりのようなのです。 よろしくお願いいたします。

    • #38188
      shin yamanaka
      キーマスター

      その先生は、経験しているから教えられる、という考えは多分持っていらっしゃらないのでしょう。 コンクールに出たことがなくても、プレッシャーと対峙することの意味やその方法は、他の経験でもあるから、類推で助言をするのではないでしょうか? 人が持つ癖とかメンタルというものは、ジャンルが何であれ、共通性がある、という考え方をすれば、助言は出来るのではないですか? してはいけない、という理由もないでしょう。 また他の生徒とレパートリーが違うとのことですが、その先生は、あなたがやりたい、というものをやりたいようにさせているだけではないでしょうか? そのことにあまり意味を感じていないのでしょう。 ピアノがたくさんで、声楽の比率が少ないのは、その先生の好みや個性なので、そのこと自体が、声楽を教えるに障害になる、とはあまり思わないですが。 ゲストさんは、アカデミックで高度なものを求めてらっしゃるようなので、その意味では今の先生は向いていないのかもしれません。 ゲストさんが思っているよりも、先生は、アマチュア的に楽しく気楽にやるのが、良いと思っているのかもしれませんから。 一度他の先生の体験レッスンなど受けてみて、その上で今の先生に正直に相談されて、平行してやるなり、辞めて他の先生に就くなりされたらよいのではないでしょうか?

    • #38189
      shin yamanaka
      キーマスター

      アマチュアの音楽のような、合否や数字等の結果に現れにくいものは、教える側・教えられる側の個々の価値観、受け止め方によるのだと思います。 ご返答、ありがとうございました。

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