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    • #38170
      shin yamanaka
      キーマスター

      こんばんは。はじめまして。 ハミングの仕方は、その発声によって得ようとする最終目的によって方法も変わってきます。 ご質問の中で気になるのは「・・・は力が入っているから、いけない」という文面です。 何事も最終的には力まないで出来るようになることは、声楽の発声では良い傾向ですが、新しいことをやろうとする時に、最初から力を入れないでやろうとするのは無理がある、と私は思っています。 力が入っている=悪いこと ではなく、最初は力が入っても慣れれば力んだ意識がなくなるのが正解ではないでしょうか? 逆に最初から力を入れないで練習すると、使うべき筋肉も使わないで終わってしまうことを危惧しています。 確かに人によっては、力まないで行為を行うことが必要なタイプの人がいます。 それは、何事も必要以上に力んでやってしまうタイプの人、なのです。 ですから、質問にあるようなゲストさんのハミングの方法が間違っている、とは言いにくいのです。 また、指揮者の先生が目指している声が、何にあるのか?もわからないので、ちょっと正しいお答えが見つかりにくいです。 というわけで、ハミングの発声で私が考えるのは、低音の声区から高音の声区へ橋渡しできる発声の基礎を作ること、と、喉で作った方法ではなく、軟口蓋と喉を開く練習方法、と言えるでしょうか。 あとは、いきなり母音でやるよりも、マッサージ効果のある発声として有効ではあるとも言えると思います。 この詳細については、こちらをご参照ください。 [url=https://www.musicac.org/voix/]発声と歌についてブログ[/url]

    • #41873
      shin yamanaka
      キーマスター

      はじめまして。
      いくつかのコーラス(主に教会コーラスです)でソプラノパートを歌っています。声楽などをきちんと勉強したことはありません。近い将来レッスンを受けてみたいとは思っているのですが。どのコーラスにもヴォイストレーナーはいなくて、指揮者の指示で多少のウォーミングアップをする程度です。

      あるコーラスでは、ウォーミングアップの際にハミングをします。その時に、指揮者が「熱々のジャガイモを頬張った時のように、口の中を大きく開けて、口の周りが振動してむずむずしたら正しい」
      と言うので、そうかと思っていました。
      しかし最近webサイトなどで「振動が伝わるのは力が入っている証拠だから、やり方が間違っている」という記事を読みました。
      それから、出来るだけ力を入れないように脱力した状態でハミングするようにしているのですが、鼻の中がムズムズしてきます。
      それに、口の中を縦に開けようとすると、下あごと舌に力を入れてしまいます。
      これはハミングとして間違っているのでしょうか?

      正しいハミングの仕方を教えてください。

    • #38171
      shin yamanaka
      キーマスター

      こんばんは 早速ご丁寧な回答をいただきましてありがとうございます。 ブログの記事も早速すべて拝読させていただきました。 なるほど、最終目的によってハミングの仕方も変わってくるのですね。 また、力を抜けと言われれば言われるほど、意識すればするほど、力が入ってしまうのも事実です。 何度もやっているうちに、意識しないでも出来るようになって、結果として力が入らなくなる、と言うことなのでしょうか。 ハミングは発声練習の基本であり、のどに負担が掛からないという記事をあちこちで見掛けたので、自己流になんとなくなっているのですが、今ひとつあっているのかどうか分からずにいます。 というのも、ハミング(のつもり)をしても頭の中(こめかみの奥というか、額の中というか、時にはのどの奥)にこもって響いているような感覚(外に出て行かない感じ)があって、高い方の音はか細く心もとない感じになっていくからです。 やはり文章では難しいですね。

    • #38172
      shin yamanaka
      キーマスター

      そうですね、ハミングはやる意味が分かりにくい発声だと思います。 響きの根本、元になる要素、と考えて、音程と響きの強さや質を バランス良く捉えることを目的にしてみてはいかがでしょうか? すなわちハミングの響きを胸に当てることで、太い胸声区、鼻に集めて鼻腔の響き、後頭部に当てることで、頭声の練習、という具合です。 鼻だけを意識すると、ピッチは良くなりますが、響きは薄っぺらい感じになります。 それでは、胸に当てるように意識すれば、響きは厚みを増して太くなりますが、ピッチは幅が出るでしょう。 後頭部に当てると、ピッチが良く高音まで滑らかに出やすいですが、やや息の混ざった響きになりやすいと思います。 最終的に、高音が細くなってしまう場合は、なるべく口を開けるハミングにして、下から昇るフレーズで練習しましょう。 下の声区の太い響きのままで、なるべく高音まで持ち上げて行く練習をしてみてください。 その時に、高音に上るに連れ、下あごを下げて、口を開くようにすることで、喉仏が上がりませんから、太い響きで高音が出せるようになるでしょう。 ただし、上あごもしっかり開ける意識を持たないと、音程も♭になってしまいますから、注意が必要です。

    • #38175
      shin yamanaka
      キーマスター

      声を当てる、ということは、例えば口がそこにある、かのように歌うことです。 例えば胸に当てる、といえば、胸に口がある、とイメージして歌ってみてください。 同様に後頭部なら、後頭部の出っ張ったところに口があって、そこから声を出すようにイメージしてみるのです。 鼻に集める、といったら、ハミングであれば、鼻だけで出すような感じです。 1点b~2点C辺りも、声区の変換点なのと、2点Fくらいも変換点であることが一般に多いので、そのどちらかの傾向が、2点Dで強く出るのだと思います。 かすれる場合は、下から持ち上げた声で作ってみると良いですが、おおむねその場合は音程が♭になると思いますので、軟口蓋を高くする意識を大切にしてください。 そして、音程が♭で、太く出てしまう傾向、あるいは喉が絞まる傾向なのであれば、もっと高い2点Fくらいの響きで降りて作ってみてください。ただ、今度はファルセット的な声になるでしょうから、 喉も軟口蓋も良く拡げて、息の力で共鳴が出るような発声を意識されると良いと思います。 言葉ばかりだと、わかり難くて申し訳ないですが、何がしかの参考になれば、と思い書いておきます。 迷われたり、判らないときは、どうぞ遠慮なく書き込んでください。 他にも読む人の参考になるかもしれませんので・・・

    • #38176
      shin yamanaka
      キーマスター

      お返事いただきまして、ありがとうございます。 実は、D(5線譜の上の方の)が出にくくて、それを克服するのが最近の課題です。 Cまでや、その上のEやFなら楽に出せて自分の中では響いていると思うのですが、Dがどうしてもきれいに出ません。 かすれて音が下がり気味になってしまったり、いかにも苦しそうな声になってしまって、自分でも聞き苦しいです。 「音程と響きの強さや質をバランスよく捉えること」がハミングを通じて練習できるのならば、今の課題にぴったりな気がします。 しかし、胸に当てるとか、鼻に集めるとか、後頭部に当てるとか、よく見かける表現なのですが、いまひとつピンとこないです。 意識をそこに集中させるということなのでしょうか? 「口を開けるハミングで、下の声区の響きのままで持ち上げていく練習」をしてみます。 どうもありがとうございました。

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