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発声練習
声は抑制的であった。
それは咳き込む可能性があるからなのか?
途中で咳き込んだので、一旦中断してやり直した。
このところの発声練習を見ていると、発声の基礎が大分身についてきたと感じる。
トスティのソルフェッヂ50から22番
テンポの速い練習曲だったので、ゆっくり始めた。
最初の通しはおずおずとした声であったが、何度もやるうちに声もしっかりした。
最終的にテンポを指示通りにPrestoで歌って成功であった。
イタリア古典歌曲集より「貴女が私の死の栄光を」
最初からイタリア語で通して歌ったが、雰囲気のある歌唱がすでに実現出来ていた。
こういうバロックのノーブルな様式の歌がよく合っていると思う。
子音の発音も良い。
声質の統一感があるのが向いているのだろう。
低音域に降りる際に、声の響きが変わりやすいためピッチが低く感じる時がある。
降りるときは、高い方の響きを変えないようにすると強い響きは出ないがピッチが良くなる。
レガートに歌う必用がある場合は、この原則を守るべきである。
モーツアルト「魔笛」よりパパゲーノのアリア「娘か可愛い女房が一人」
譜読みは終わっていたので、さっそく日本語歌詞で歌ってもらった。
声域は彼には合っていて問題なし。
声質も良いので、あとはなるべく早く歌詞を覚えること。
そのことで、この歌に相応しい日本語のニュアンスが伝えられる歌を目指したい。
「魔笛」は一般にオペラと言われるが、その実は後年発達したオペレッタの走りである。
セリフも多くある。
役柄のアリアによっては難易度の高い曲もあることと、モーツアルト作曲ということでオペラなのだろう。
信時潔「我が手の花」
ほとんど指摘することはないが、高音域に跳躍するときに勢いをつけすぎる癖に注意を。
例としては「我が手の花は」の「は」から「な」に跳躍するときである。
後は母音、特に開母音をもう少し開いた発声になると歌詞が明瞭になるだろう。
イタリア歌曲ではレガートで美しくても、日本歌曲だと日本語らしさが減じてしまうからである。





