大田区で撮影したバラ星雲

新年あけましておめでとうございます。
今年もアトリエムジカCをどうぞよろしくお願いいたします。
上の写真は、昨年暮れに自宅で撮影した天体写真です。

昨年を振り返りますと、前半に私の右ひじがテニス肘という、いわば肘の腱鞘炎を発症して悩まされたことが印象的です。
私の場合は、PCの使い過ぎと下手なピアノの弾き方が影響があったようでした。
整骨院に半年通ってようやく治りました。

そして9月に2年ぶりの自分のリサイタル。
これもご報告した通り、自己採点ではこれまでの最低点で残念な結果になりました。
今回の失敗原因は、リハーサルを落ち着いてじっくり行う大切さと本番前の食事を含めた管理、そしてプログラム進行中の休憩の取り方です。
そして、ホール選びがいかに大切か?ということを、つくづく認識いたしました。
最近は個人のオーナーさんがホール経営をされることが多いようですが、利用者は趣味でホールを借りるのではないということを改めて問い直したい出来事になりました。
2018年11月10日に、ホールを変えてリヴェンジしたいと思います。

さて、声楽レッスンのアトリエムジカCでは、4月に大倉山記念館、そして7月と10月に試演会、11月に4つの声、という具合で大小合わせて4回演奏会を行いました。
ビギナーの方は順調に育っていますし、ベテランの方は難しい曲に意欲的に挑戦してくれて喜ばしい限りです。

最近レッスンのことで思うのは、発声法を教えるときの言葉による伝え方の難しさです。
ネット上でも、発声についての用語を駆使したブログやホームページがたくさんありますが、一体これらの用語を正しく理解できるビギナーさんがどれだけいらっしゃるのか?
ベテランであれば理解して発声を修正したり、あるいは自分の発声を改造するということは可能ですが、ビギナーさんが勝手に理解して練習すると大変です。

この発声の用語とその使い方については別にブログに書きますが、今後は心の内面、音楽性をより重視した指導に変えていきたいと考えています。
各人の自発的な音楽性を育てることが声を育てる根源である、ということです。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

アトリエムジカCのレッスン室