2年前、コロナ禍で暇になったときに暇に任せてプーランクの十八番を弾き語りしました。
パリに留学した時に、エコール・ノルマルのレッスンで歌ったところ、専任だったドゥレンヌ氏が「戦争中を思い出して悲しくなる」と言われたことが、つい昨日のことのようです。
当時からこの曲はお気に入りで、特に後奏を弾くと、パリの冬のどんよりした曇り空と暗い街角の風景が思い出されます。