HA

発声練習は声を温める程度。
低音は、深く喉を掘らないで、響きを頬に当てるように。
ということで、下顎を降ろしすぎないこと。
あるいは上向形の場合、特に2点Cまでは、喉を掘らない方が良い響きになる。

曲はフォーレのLydiaから。
所々、リズムの間違いと、読みの間違いがあったが、譜読みレベルとしてはほぼ合格。
また、声の扱いも良い。
所々、声が口先だけになってしまう点を注意。多分声のチェンジ近辺のせいだろうと思う。
2点Dくらいの響きである。

後はイタリア古典3巻にある、Col ritornar del dolce aprilを。
音は以前もやったので、取れているが、歌詞の音符割りが所々怪しいので、読みを練習しておいた。後、最後の高音域のカデンツの多少のアレンジメントと、譜読みの間違いの訂正を。
声は良く出ているが、まだ高音域は喉を閉めてしまう。

あたかも息を吸い込んで楽々と出せるような発声、のイメージだけでも持ってみよう。
そのためには、発声で下顎を降ろし過ぎて頑張らないこと、である。
上顎の中を良く開いて、そこの中で共鳴させれば、楽々と響きが出せて歌いまわせる。

そうなれば、少なくともテンポはいかようにでも速く、また小回りを効かせることが出来る、というようなイメージを持って欲しい。

最後に「フィガロの結婚」からスザンナと伯爵の2重唱のスザンナの歌詞の読みを教えて終わりにした。

NA

フォーレのLe jardin closから出だし4曲ばかり、譜読み程度に歌ってみた。
どんな雰囲気か?知りたかったからである。
特に1曲目と2曲目は、しっかり練習。
フランス語の読みの間違い訂正と、ソルフェージュの間違いなどなど。

結果的には、選んで良かったし、譜読みしてくれてありがたかった。
恐らく本人は、変な曲!?という理解で終わっているのかしれないが、客観的にはとても良い歌に聞こえるしフォーレの素晴らしい後期の音楽が鳴っている。
まだ、浅い譜読みでこれだから、先が非常に楽しみである。
自分自身も何度も本番を歌ったし、勉強した曲なので、女声によるこの曲の料理、処理が興味深い。

後は、以前にトライしたことのあるモーツアルトのコンサートアリアから、Vorrei spiegarvi,oh Dio!
作品自体が全体に均整が取れていて、ユーモアとペーソスがあって理想的なアリアだと思う。
声は以前と変わらず、特に高音の柔らかさは良くなっている。
更に良いコントロールが出来ると、更に表現の幅が広がるだろう。

もう一曲の「後宮・・」のコンスタンツェの2幕3場のアリア、Martern aller Arten
も、実に軽快で愉快でそれでいて均整の取れた美しさに満ちたアリアだ。
以前に比べると、3点Cの響きなどは、ほとんど心配のない均整の取れた響きになっている。
この調子で、更に練習を積み重ねて頂きたい。