TH

発声練習では、極低音まで発声練習を行った。
つまり、どれだけ地声領域の声が出せるか?という点を探ったのだが、
本当に地声になるということはなかった。
改めて彼女の経歴を聴くと、小2から合唱で徹底した頭声発声だったらしい。

頭声発声の良さは音程感の良さだが、声量が出ない。
特に中低音域の声に厚みが出ないし、換声点過ぎてからの高音に芯と輝きが出にくい。
しばらく地声発声の練習をしてみたい。

UMN

コンコーネ20番、21番を練習。
やはり声が温まるまでの感覚に時間がかかる傾向。
恐らく、普段はあまり喋らない傾向があるのではないか?
しかし、少し発声練習を行えば、声は問題ないレベルにまで響くようになる。
今後は、イタリア歌曲も含めてレッスンになる。
中低音の息漏れ傾向を減らしていきたい。

SK

今回は母音をAにして発声練習を行った。
中低音域は、気を付けないと5点Cで軽いチェンジが起こりやすいが、これをなるべくしないように。
5点Fのチェンジだけにまとをしぼること。
そのやりかたは、喉奥を広げるように。
一方、やはりハミングも同時に必要。
口を開けたハミングを練習することで、声質がしっとり明るくなる。
バッハのマタイ受難からBlute nur
音程を正しく歌うことがシビアに求められる。