12月18日

SK

発声、口を開けたハミングとハミングから母音に瞬間的に替える練習。
そしてその母音の響きで発声練習。
4点Fと5点Cくらいから裏返る声のあり方に気を付けて、なるべく返さない声で練習をした。
ラフマニノフの歌曲集6つのロマンスより「歌うなかれ美い人よ」。
リズム感がはっきりしないので、拍節を意識してもらった。
ヴェルディのリゴレットから「慕わしい人の名は」
カデンツの音程の問題とリズム運びを教えた。

12月19日

MYMM

Ma rendi pur contento.Mio caro bene.Ave Maria(Luzzi)
以上3曲を練習した。
Ma rendi pur contentoは、前半をレガートに歌う方法を課題にした。
高音のF~Gに跳躍するとき、唐突に声が出てしまうのが気になった。
最高音の5点Asは良く声が出ていたが、やや喉を開き過ぎで、声が微妙にこもり気味。
母音Iなので、もう少し口先を開けない発声にしてもらうと、ちょうど良い明るい響きになった。それと声量も頑張らないこと。
ヘンデルのMio caro bene
後半のマイナーに転調してからのメリスマがブレスが足りないのと、細かい音符が滑ってしまう点が課題。
課題が一番多いという意味では、講習会に出すのは良いだろう。チャレンジが試験で通るかどうか?は難しい問題がある。
ルッツィのアヴェ・マリア。こちらはしっくりくる演奏になった。

KN

発声練習は30分以上に及んだ。
中低音域の発声は、ようやく喉を力ませずに出すことが判ってきているのだが、A母音に固有の
喉の力みと言うのか締まりというのか?独特の喉が閉まった響きを治したく。
解決策に苦慮したが、最後に行った息を吐く練習が効果的ではないか?
音符通りのリズムで1つのフレーズを息だけを吐く練習。
それはSento nel coreを一度通してもらって思いついた。
音符をそのまま歌っている感じが稚拙だったため。
合わせてリズムを手で振ってもらいながら歌った。