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発声練習は、1オクターブの半の範囲が安定しており、喉も良く開けられるようになっています。
あとは、実際の歌の中で歌詞を発音しながら、中音~中高音のチェンジ前後で喉が閉まらない発声が出来るように対処できれば完璧です。

ミカエラのアリアを練習しました。
現時点では、譜読みの段階です。
レシタティーヴォは、落ち着いて状況を再現するように、良く台本を読んで演技を考えてください。
そうすれば、自然にテンポやダイナミックの加減がわかると思います。

アリアは、大きな跳躍の音程感に十分注意してください。
逆に最高音域の発声に無理がないので、ありがちな張り上げる声にならない点が美点です。

ラヴェルの歌曲から「3つのシャンソン」から「楽園の美しい3羽の鳥」
下降形の音程に十分注意すること、♭にならないように、声の響きを支えてください。
特にフォルテで歌い終わった後の、テーマの再現時に、音程が♭になりやすいものです。

それから、歌詞の発音はメロディの情緒に左右されないで、音符の表しているリズムに正確にトレースできるように発音することです。
メロディを歌う中に埋没して発音すると、結果的に音符の配列が崩れてしまい、数理的な美しさが崩れてしまいます。

特にラヴェルの音楽は、この数理的美しさがあるので、発音の出すリズム感には十分注意してください。
子音発音の切れ、スピードを遅くしないで、リズムを正しく歌うことに徹するほうが良いでしょう。
そして、そのことが出来る自分のテンポを見つけることが、もっとも大切なことです。

最後に「聖女」を歌いました。
大分、整理整頓がついて、美しい歌唱になりました。
後半に出てくる四分音符による大きい3連符は、もうすこし正確になるともっと良いです。