2017年4月9日のレッスンノート

SM

フォーレ「ある一日の詩」

歌声の方は、前回指摘したように喉を深くしない発声を意識で着ていたと思います。

そのため、今回は発音のことに終始しました。

発音記号を読んで歌っているように見えましたが、そうであれば、まず読みにくい小さい文字を読むために、ひと手間かけて
ノートに大きく書いてみましょう。

そしてノートに書いたものをまず読んで練習します。
すらすらと読めるまで、まず読み(音読)を徹底して練習してください。
なるべく高いトーンで良く響かせて音読したほうが良いです。

読む練習で大切にするのは表現ではなく、単語の区切りを明快に意識することです。

スラスラ読めるようになってから、今度は音符のリズムに合わせた読み方を練習します。

そして最後に歌ってください。

歌詞の発音がしっかりすれば歌声もしっかりするので、発音や読みの練習は発声練習と同様に大切なことだと思います。

NK

コンコーネ24番、イタリア古典からAh mio corとSe tu m’ami
そして、フォーレの「リディア」を練習しました。

今回のレッスンでは、特に換声点直前からの喉を開くがテーマになりました。

喉を緊張させないで、なるべく脱力させた状態で高音への発声を対処することが目的です。

また、メゾソプラノということにおいても、細く鋭い中高音よりも、柔らかく広がりのある響きを狙う方が理に適っているでしょう。
同時に喉への負担も少ないと思いました。

そしてこの点は彼女も一所懸命対応して来たせいか、今回のレッスンではかなり喉の脱力の効果が顕れて来たと感じました。

換声点から高音への発声で大切なのは、喉を締めさせないための斜腹筋の使い方です。
側腹を拡げる様に使いますが、この時に前腹部が固まってしまいますと、息が流れない発声になってしまいます。

この点が、これから検証して修正していく点になると思われます。

また、この腹筋の使い方の程度は、音域によって変わってきますので、これももしかしたら勘違いしている転化も知れません。

恐らくボイトレの先生に指摘される、側腹をバタバタ動かすべきという意味は、側腹の動きを固着化させないようにするための指摘ではないか?と思われます。