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気管支のアレルギーのような症状で、微妙にせき込みがある喉ですが、歌い出すととても調子が良い声になります。
あまり心配はないでしょう。むしろ、歌うことで器官が活発になるような印象を受けます。
ただ、多少粘膜が赤くなっているのかもしれないので、無理は禁物です。

ブレス時に口を良く開け、口奥にあくびをしている状態を作ること。
このことは、特に低音では、開け具合によって響きの大きさ、通りが違ってくるので、最適なポジションを探して下さい。

サティの3つの歌曲を練習しました。3曲目から順番に2番、1番と戻りました。
練習したことは、特に高音域で、喉の奥の一点で出し始めるように発声することです。
例えば、3番のElleで始まる最初の声は、2点DでEの母音ですが、素直に音程を出すと、喉が締まり細い声になります。
これを、口奥を開けるようにして出すと、喉が上がらない深いポジションの声で落ち着きます。
逆に中間部のSes yeux sond de grandesのSesは2点Gですが、こちらは口先をあまり開かない方が、喉が上がりません。
なぜなら、声のチェンジを越した所なので、チェンジさせる意味も入ってくるからです。

この辺りは考え違いしないようにして、常に喉の状態と相談しながら、最適なポジションを見つけて、感じて、それを身体に叩きこんでください。

低音域の声も、あくびの状態の喉であり、どちらかと言えば口を開けて、声の共鳴を前に持って行くようにして、響きがスカっと抜けないポイントを確立して下さい。