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発声練習

前回に比べて、喉が温まっているのか?良く響いていた。
ブレス時のお腹の張りと支えを大切に、と指示をした。

ベッリーニ「ノルマ」より「清らかな女神よ」

アリア全編を練習した。
全体的には高音の響きの質が向上した事と、細かい音符がクリアに表現出来るようになった点が進歩。

前半のゆっくりしたテンポ部分では、フレーズの冒頭で響きが出過ぎてフレーズのブレスが持たないことと、フレーズ自体の滑らかさに欠ける傾向が観られた。
これは声の出し初めに充分注意して、息をフレーズ終わりまで保つように歌声を滑らかにすることを大切に歌うべき。
後半は紹介したアンサンブルにおけるソロのための練習になった。

リュリのオペラ「オルフェ物語」から「妖精のバレエ」

3/2拍子で白い音符が1拍で手書き楽譜のせいもあり、リズムが読みにくかった。
つまり6/4拍子で数えればわかりやすいであろう。
また、3拍子で数えるなら、特に読みにくい部分は縦線を3つ弾くと判別しやすい。

後はフランス語の読みを練習して、一通り通して一安心。
2曲目の同じく「アルミード」はフランス語の読みだけを練習した。
こちらは普通の3/4拍子でリズムは読みやすかった。