ST

コールユーブンゲンの課題。

ドレミファソラシドという旋法の構成が、身に付いてないと思う。
特に2つの半音である、ミーファとシードという音程感。
あるいは単純な長3度と短3度の音程感。
これらの細かい音程感の積み重ねが、最終的にドレミファソラシドになるということ。

この曲集は、それを身体に覚えさせるためにやっている。
上手く音程が取れない練習曲があったら、必ず復習してほしい。
復習をする意味は、何処が自分は判らないのか?を明快にするためである。
分からない理由を解ることが、復習の大切な意味である。

表面的に上手く歌えることが目的ではないことをよく理解してほしい。

ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」「あたりは沈黙に閉ざされ」

声に元気がなく、覇気のない歌になってしまっていた。
精神的なものであると思った。
何をやるでもなく、とにかく気分を押さえてがむしゃらに歌ってみること。
何度も練習してほぼ暗譜しているので、可能である。

そうやってみると、案外うまく行く。
実際、上手く行ったと思う。

後半は、テンポが遅くならないよう。
特に中間部、Moderatoの指示がある楽節。
Parmi che a lui d’accentoからのフレーズはa tempoの指示になっている。
したがって、最初のModeratoのテンポを継続すること。

今回繰り返しを割愛して、フィナーレに飛ぶため、最後のフレーズは高音6点Dに跳躍を試みた。
一回で成功したので、今後はこのスタイルで練習を継続して行こう。