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発声練習

今回特に中低音発声の倍音について着目。
喉からの直接的な響きを、口の中の空間に反響させるイメージ。
つまり母音発声の口中に空間をイメージする必要がある。
今回は母音の違いで練習をせず、ふつうにA母音だけで意識してもらった。

コンコーネOP9から13番

譜読みについて。
音程の取り方とリズムの読みである。
リズムについては、拍節の違いを確実に把握してほしい。
つまり1拍1拍の違いということ。
6/8拍子であれば、8分音符単位で線を入れる等々。

イタリア古典歌曲集よりPiacer d’amor

全体に良く歌えるようになった。
強いて言えば中間部は、少しテンポを速めると良い。
またフィナーレの修飾音符は、その音程感を丁寧にきれいに出せるように。

フォーレ「漁夫の唄」

付点四分音符の長さもう少しである。
ピアノ伴奏と合わせる意識を、という彼の提案通りである。
盛り上がる高音から低音に降りる際の低音が良く響くかどうか?を意識してほしい。
つまり高音側で喉が上がらないように注意することである。

高田三郎「くちなし」

低音フレーズで歌詞が不明瞭になることと、音程のピッチとの関係を意識してほしい。
明確に発音することとピッチが低くならない事を注意してほしい。