KR

発声は、第一声から鼻声傾向だった点が修正されていたことに気づいた。
今日は、加えて声量を抑制することを指導した。
そのことによって、声質が滑らかになることと音程感が良くなるというメリットが出る。

コンコーネもかなり進んで今日は30番だった。
良く譜読みが出来るようになった。
31番にも足をかけた。さすがにVar2は、難しい。
音域幅の広いアルペジオの繰り返しになるためだ。
でもリズムの読み方をうるさく言ってきただけに、リズムの把握は良い方向に成長している。

Amarilli
これは以前からの声の入りで音程をずり上げる癖がまだ出ていた。
出だしが5点Dなので4度高いGを出してもらい、その時の口腔内の緊張を維持して、元の音程Dを発声するとどうなるか?
それくらいの緊張を与えて出し始めることで、ずり上げが起きないこと。
つまりどこから声を出だすのか?という方法と意識を覚えることを指導。

それで、かなり良く出来たのだが、一か所だけフレーズの入りで発声のフォームが崩れてしまった。
短いブレスでは、フレーズ終わりの喉の状態を絶対に壊さないでブレスをすること。
ブレスによって喉の状態を変えないようにすることを指導した。