発声練習

ドレミファソの階名全体を見通して、ドの音を意識すること。
母音Oを使って口腔内で起きる共鳴を活かした発声練習を行った。
口を縦に開けるようにO母音で練習。

「椰子の実」

良いピッチで3番まで歌い通せた点は、大きな進歩である。
ハモり具合も良く、声も良く響いていた。
強いて言えば、歌詞発音がまだ弱い。
練習場という条件でなら良いが、大きなステージになると不明瞭になると思う。

「からたちの花」

こちらも良いピッチで歌い通せている。
全体に完成度が高まったが、中間部の「からたちのそばで泣いたよ」の件に課題あり。
合唱アレンジのために、半音程の使い方のためにハモりが悪くなる点を修正した。
これへメゾとアルトパートにおいてである。

フォーレ「アヴェ・マリア」

歌詞を付けず、母音での練習となった。
ソプラノパートのリズム読みとアルトの音程感の課題あり。
9/8拍子なので、3つに割ることをしっかり頭に入れてほしい。
タイで結ばれる個所は、理解把握できない場合は、タイを取って練習。
そのことでリズムがしっかりわかってからタイを伸ばして歌うこと。
アルト15小節目から転調している。
本来は移動ド階名で読むと音程感において良いのだが、難しいのでピアノで音を採り練習。
やはり半音と全音の違いを明快に理解して声に反映させることが大切である。