11月11日

TZM

弾き語り。
音楽のスタイルにある基本的なリズム感があるので、それを大事にすること。
8ビートなのか?4ビートなのか?
あるいは音符の扱い方。
歌詞のイントネーションによっては、音符を流すように歌うこともあるが、それがどの曲も同じように扱われると、癖が鼻につく。
基本はやはり音符通りではないか?と思うことが多い。
Popsであっても、端正さがあることは、オリジナルの曲の良さを伝えることが多いと思う。

KR

口を柔軟に開けられるかどうか?
中低音の楽な音域でも、口、特に下あごを楽に降ろして発声できるように。
高音の換声点は、練習を始めればかなり出来るようになってきた。
後は定着をまつばかり。
コンコーネの10番の復習と11番を練習。

11月12日

TH

フォーレのレクイエムから Pie Jesu
テンポ感とブレスの間合いの関係について。
ゆっくり歌うとブレスがきついので、たくさん吸おうとするとリズムが間延びしてしまう。
声の扱い方を変えれば短いブレスで拍節通り歌えること。
アドリアーナ・ルクーヴル「私は大人しい下僕」
弱声の美しさを大切に。
プッチーニのつばめから「ドレッタの夢」
高音発声で息を押し過ぎる点を修正した。
声の響きを追わないで、喉を徹底して開けて弱声につとめること。

11月13日

HH

シューベルト「春の信仰」
声の出し始めに注意。
Deh piu a me non vascondete
ケルビーノのアリアから2曲
どの曲にしても、4点b~5点Cから上の声の扱いに気を付けてほしい。
気軽に出すと胸声のバランスが出てしまい、結果的に♭気味な音程になること。
5点Fの換声点の通過のテクニックを覚えると、呼吸で押さない高音発声につながること。

体験レッスン

来年2月の大学受験を控えてレッスン。
イタリア古典歌曲集からSento nel core
山田耕筰の「かやの木山」
信時潔の歌曲集「沙羅」から「北秋の」
ルイジ・ルッツィのアヴェ・マリア

中低音が苦手だったせいで、逆に中低音の発声を頑張り過ぎていた印象。
基本的には中間換声点から上の声のままでなるべく低音まで使う事。
そのためのお腹の支えや、声の響きの高さの保持を大切に。
4点E以下の声は、軟口蓋を強く意識することで地声化を免れること。
ただし、喉は上がらないように気を付けること。