発声練習では、力強く良い声が出ていた。
高音はあまり練習せず。

パノフカは10番を練習。
Adagioだったが、あまり遅すぎると1フレーズの単位が不明瞭になる点に注意。
音が取れていないとことがあったが、あらためて移動ドによる階名唱法を教えた。
ドレミファソの音階感覚を体につけておくと、バロック~ロマン派の音楽は譜読みが容易になるだろうし、音楽的な面でも意味があるだろう。

ベッリーニのOh quante volte
前半と後半の違いを感じて歌うこと。
特に後半は、もう少し恨みがましい感じがあると良いと指摘した。
それはメロディから感じられるものなので、そう思わなければ違う歌い方で良いのだが。
メリスマの歌い方は、なるべく一息で歌えるように、フレーズの入りから最後までのブレス配分を良く考えて練習しておくこと。
本番で緊張しても、カンニングブレスは自然に出来るようになるが、最初からブレスありきで歌うのは表現の問題になってしまうから。

フォーレのNotre amour
歌詞発音が難しいこともあり。ゆっくりのテンポで練習した。
最終的には四分音符126は適正だと思う。
譜面にある通り、出だしはPでLeggero e legato

いろいろな解釈があるが、譜面から読み起こせば、ピアノの伴奏は軽やかにささやくようなアルペジョであり、
その上を自分に向かって歌う内省的な表現でしょう。
大きな声で人に向かって歌うのは、最後のページだけで良い。

テンポの速さで歌うためには、歌うよりも歌詞をリズムで読む練習を徹底すると良い。