TNK
発声練習
3度5度のアルペジオの練習と、5度上行スケールで5点Fまでを練習した。
腹に力みのない自然な歌声に徹していた。
ドビュッシー「美しい夕べ」
Lalalaで音取りに徹した。
まずは伴奏を付けずにメロディを確実に歌えるように。
慣れてからは伴奏を適度につけながら練習とした。
特に書くべきことは、出だしのG#のピッチ。
これを前奏を聴いて、そのアルペジオの伴奏和音から感じ取って、出だしの3点G#のピッチを決めるということ。
この理屈を説明した。
多くの声楽家は音源を聴いて、音を覚えて何となく勘で当たることが多い。
しかし、それが音楽をあいまいにする原因になりかねないと考える。
ドビュッシーの場合、伴奏音楽の響きと声の関係は伴奏音楽の独特の響きと進行が特色である。
そのため、声のピッチの正確さは問われるだろう。
この正しいピッチという意味は、音楽の和音に相応しいピッチが意識できて出せているか?という意味なので、ピアノは4点Aが440Hzであるから、3点G#はこうである、という意味ではないことを理解してほしい。
ドビュッシー「時は脱ぎけりその衣を」
こちらも同じような音取りの練習をした。
こちらの方が難しそうだ。
というのは、前曲よりもピアノ伴奏と歌のメロディとの不協和感があるから。
フランス語歌詞は、バロック時代の古いつづりのまま印刷されているが、読み方は現在の読み方で歌うことが多い。



