HRA

初めての方。
初心者中の初心者だが、身体のハンディが少しあって、それもあり、身体使いがかなり硬くなってしまっている。
高音が出にくい、チェンジし難い、あるいは全般に声量が出にくいのは、ほとんど身体の硬さと、呼吸法の問題と見た。

声を出さないで、息を吐き方とその際の呼吸法を教えた。
息の吐き方は、軟口蓋に息を当てるやり方。
そして呼吸法は、歯磨きチューブを下から絞り上げて歯磨きを出すようなイメージ。
丹田に少し力を入れて、腹を絞るように呼気を送る方法。
お腹が緩まっていて、何も使えてない人の場合は、少しやり過ぎでも最初はこのやり方で呼気を練習すると、呼気がしっかりした声、いわゆる
腹からの声になる。

それにしても、肩や口に力が入ってしまう。
床にべったりと寝て歌ってみたり、椅子に座って、だらしない恰好をして、脱力させるように歌ってみたりしたが、
結局、鏡を見て練習すると、かなり意識できて良いようであった。

きちんとお腹をへこませて息を吐くこと。そして口をしっかり開けて、声を出すこと。
これだけ、覚えて次回から、身体、声作りをして欲しい。
1年くらい、と年月を決めて、しっかりやれば、声はかなり出るようになると思う。