ST
発声練習
下降形の5度スケールで、ゆっくりと低音から少しずつ音域を上げていくように練習を始めた。
中低音の声がピッチが良く明るい当たった声になっていて、進歩が感じられた。
換声点も、特にピッチを乱すことなく通過出来ているようである。
本人の喉の感覚に任せて、上行アルペジオと5度スケールJajajaを5点bまで練習した。
ヘンデル Ah mio cor
出だしのAh!は感嘆詞。声を前に吐き出すように。
逆に高音域のフレーズは、少なくとも5点E以上は完全に換声を意識して歌うこと。
中低音域発声と真逆で、声声を喉の奥に向けるようにすること。
その時、声をアタックするきっかけは歌詞の子音発音に意識を向けると、成功しやすい。