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フランクの歌曲を3曲練習しました。

1曲目「バラの結婚」では、発音が不明瞭だったので、この点を徹底しました。
特にWAという母音は、フランス語らしい発音です。
これに限らずですが、辞書の通りに発音しようとするだけだと、歌唱としては不明瞭だったり、
レガートが上手く行かなかったりすることが多々あります。

例えば、Voisであったら、発音記号はVwaですが。Vowaのように2シラブル的に発音するテクニックを
覚えてください。
bienなども、Bjaですが、2シラブル的な発音も時によっては必要なこともあるでしょう。
また、子音の扱いを明快にすることで、声帯進展や閉鎖を良い意味では、促す効果がありますので、
子音の処理もうまく利用すべきと思います。

Liedも同じ、発音、子音を中心に仕上げましたが、この曲は独特に旋法性、和声的短音階的な要素がありますので、
半音や増2度の音程など、音程に注意すべき点を、良くさらっておいてください。

La vase briseは、通すだけで終わりにしました。譜読みをさらに深めておいてください。