KT

発声練習の声は、当初来たばかりの頃に比べると大分進歩したと感じられた。
高音発声は比較的自然に伸びるタイプなので、中低音の声質を大事にすべきと考えた。
それで、口を開けたハミングの練習をして続きで母音に変換する練習になった。
鼻声と間違えると良くないが、胸に響く胸声にプラスして上顎に響く要素を加味する目的に意味がある。
それは中低音のピッチを良くして、響きの通りが良くなる効果がある。
また胸声特有の荒々しさが減じて洗練された響きになる効果がある。

コンコーネOP9から15番を練習した。
概ね良く歌えていたが、途中のシンコペーションのリズムが苦手なようで、練習を繰り返した。
ほどほどに遂行できるようになったので、これは上りにした。
恐らく完全に理解、実行のレベルには達してないと思われるが、数々の曲を経験したうえで理解出来ればよいと考えている。

イタリア古典歌曲集のPer la gloria d’adorarvi
フレーズを歌うときに冒頭だけ声が出て途中で声量が失われることを指摘。
出来れば、全体に声量が平均出来るように。
特に低音域の歌声の力強さに気を付けよう。
また弱声になったときに、喉が高くなってしまわないように、みぞおちから声を出すように、しかし大きな声にならないように注意して歌ってもらった。