FA

今日は良い成果があった。
発声練習を久しぶりに、高めの下降形で始めたのが良かった気がする。

結果的に、課題だった低音域から中高音域に亘るフレーズの高音側の声が、締まってしまうことがなかった。
恐らく初めてではないだろうか?

下降形で上に上がって行くと、良かったのは2点Gを超えても、声が細くなり過ぎなかったこと。
以前は、支えが弱く喉が上がって細い声になっていたのが、共鳴点が変わってきた感じだった。
見ていると、口の形がとても良い。
上唇を上手く使えて、下顎を下げすぎずに、上の響きを導き出せている。

そのまま低音に降りても、無理なく自然に低音の声区に切り替わっていた。
その後、ドミソのパターンで上向形を練習。
とても上手く声をミックスさせて、上の声区へ入れていた。
ドレミファソのスケールでも、無理をしないで上手く対処できていた。

曲はサティのLes fleursから。
フランス語の読みが不完全だったのを、練習して、何度かやり直し。
この曲は、意外とテンポ感が大切。
指示されている4分音符が60以上くらいの、テンポで歌うと、意外と軽快なのである。
軽快だし、古いデキシーランドジャズみたいなテンポ感だ。
恐らく影響を受けているだろう。
そのテンポ感が上手く出せれば、ほとんど成功である。

次にプーランクのTu vois le feu du soir
歌いだす前に、最初の1点Cisを、4度下の1点Gisで出してみた。
その響きの状態、喉の状態を守って、再度2点Cisで歌うと、喉が上がらない響きが出来る。

これを基準にして歌っていくと、低音は自然な落ち着いた響きだし、1点C以上の響きが喉が締まらない感じで出せる。
大事なことは、低音は低音の良いポジション、高音は高音の良いポジションに入れること、にある。
また、喉は高音を歌っても、負担になる率がかなり低減する。

中間部の、Tu vois un bel enfantのPPを意識すると、中高音が細くなるのは注意した方が良いだろう。
どのようなダイナミックであれ、あるいはむしろ抑制する時ほど喉が高くならないように注意した方が良いと思う。