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    • #37656
      shin yamanaka
      キーマスター

      こんにちは。初めて書き込みさせていただきます。私は数年前に声楽科を卒業し勉強を続けております。 以前から、調子の良いときと悪いときの差が激しく、調子の悪い時には、あごに力が入っていてのびやかな声で歌えません。 それは鏡をみてもすぐに判るのですが、どうにも直せないのです。 また、数日後調子が良くなり楽に歌えるようになり、悪かったことを忘れてしまうのですが、また悪い状態のサイクルがやって来て苦しむという状態が続いております。 日頃の練習方法として、あごの力が抜け、響きが頬骨にのるようなトレーニング方法はあるでしょうか?

    • #37657
      shin yamanaka
      キーマスター

      初めまして。 顎に力ガはいるのは、歌詞の発音のせいと、声を力んで出してしまうこと、特に高音域の発声で力みが出るのではないかな。 声の状態がどのような声なのか分からないので、一概に言えませんが 頬骨に乗せるということで言えば母音はエの系統が良いのではないでしょうか。 なぜなら、普通にエを発音すれば、下顎をそれほど降ろす必要な ないからです。 むしろ自然に軟口蓋を上げるようなポイントになると思います。 ただ、ゲストさんの今までの発声の癖などもありますので、一概に言えません。 どのような声なのでしょう?当らない声の傾向なのでしょうか? アの母音で発声するとどうでしょうか? 歌詞の発音で顎が疲れてしまうということはないでしょうか?

    • #37658
      shin yamanaka
      キーマスター

      早速のご返信ありがとうございます。名乗らずにすみませんでした。改めまして、いくえと申します。 私の声質は、軽めのソプラノです。学生のときからフランス歌曲やコロラトゥーラのアリアを中心に勉強してきました。 傾向としては、高い音と低い音はよく鳴るのですが、中音域でうまく混ざらず時々声区が分かれてしまいます。 特に緊張したりすると、中音域の声が抜けてしまうというか、音が消えたようになってしまいます。逆に高音域は緊張しても安定して歌えるのですが、、、。 歌詞の発音であごが疲れるという感覚はないです。 むしろ、アの母音で発声しても、響きが前にのらない感じです。 そういう時かがみをみると、あごが前に出ているように見えます。 見た目としても美しくないので、何とか直したいのですが... 先日友人にしっかり上を向いて発声練習するとあごの力が抜けると聞き、早速試したのですが、上を向くと余計力が入るようなのですが、先生はこの方法についてどう思われますか? 色々質問してしまい、すみません。 アドバイスをよろしくお願い致します。

    • #37659
      shin yamanaka
      キーマスター

      いくえさん、こんにちは。 あごが出ている、という状態は、顔全体が前に出てしまうのでしょうか? それとも下あごだけを出してしまうのでしょうか?(受け口のような感じ) 後者の場合であれば、恐らく最初に高音を当てるポイントを下あごを出してつかんだのでしょう。 大変失礼ながら、コロラチューラの方に良く見受けるタイプだと思います。結果的には良く当たるしポイントが深いから上手く行くときは安定するでしょう。 また、そのままでも低音は感覚的には出しやすいのですが、恐らく響きがこもるのではないかな?それから中音域は開きすぎるから当たらないでしょう。 歌う時、フレーズの始まり、要するに声を出すときからあごを出してしまいますか? そうだとしたら、ちょっと疲れたりすると調子が悪くなると思います。 ある程度割り切ってあごの使い方を最高音域を当てる時だけに特化するように練習してみてはいかがですか? 中低音域やフレーズの始まりであごを出す癖を直すこと。 声の出始めは、口やあごで構えないで何もしないように。 もちろん姿勢は大切です。 この場合は下あごが出ないように顔が前に出ないような首を背骨から真っ直ぐに立てた良い姿勢を大切にしてください。 中低音域では、あごを出さないで発声すると、最初はやや喉が締まった感じがするかもしれませんが、そのほうが声帯が合って響きは出やすいです。 一見低音が出なくなりますが、元々が出ない低音をあごを使って喉を深くすることで擬似的に出た感じになる発声をしてらっしゃると思うので、上の声区とは間違いなくつながりの悪い声だと思います。 フレーズというのは声の場合最初から構えて固定的に喉を使うのではなくてフレーズの中でも変化があるのが当然と思ってください。 例えば楽器は最初から固定的に存在していますが、肉体の場合は 変化がないと声帯が声域や声区に応じて自由に振動して行きません。 筋肉ですから、弛緩から緊張へ、という変化がないと疲れてしまうわけです。常に弛緩から緊張そしてまた弛緩へという循環を考えてください。 最後ですが、上を向くと力が入ってしまうのは、恐らくやはり喉を下げる 力が無意識に働いてしまうのではないですか? それがどこからか分かりませんが、確かに上を向いて力まないで出せる 方法が見つかることも力を抜くためには良い一つの方法だと思います。

    • #37665
      shin yamanaka
      キーマスター

      お返事ありがとうございました。 どちらかというと、全体ではなくあごだけが前に出てしまう感じです。歌い始めより、段々出てしまうのですが、響きが落ちてくるのですぐに自覚しながら、もどすことができなくなってしまうのです。 この自覚がより焦りを生み、悪循環になるのですが…。 また先生のアドバイスにそって中音域から低音にかけてあごを使わないよう練習してみましたら、特に中間音がより温かい音色になってくるのを感じました。この方法で続けてみようと思います。 ありがとうございました。 そして、先生から上を向いて発声することは一つの良い方法と聞き安心して練習してみたら、2点Eくらいまではなんとか自然に歌えるコツがわかってきました。 それ以上高い音が上手くいかないのは、あごを下げようとしてしまうからでしょうか?ソプラノでこの練習方法の場合、だいたいどの辺までの音域が楽に出せればよいでしょうか目安がございましたらお教えください。

    • #37667
      shin yamanaka
      キーマスター

      上を向いて練習してみる目的は、喉や周辺に無駄に力が入っていないか確認をしたり、あるいは力を入れないで出せる喉の状態にすることが 目的なので、良い声である必要はありません。 これは、声楽的な発声ということではなく、単なる良い意味で脱力する方法の一つ、と捕らえてください。 ですから上を向いて練習するときは舌も脱力させてだら~んとさせたほうが良いですよ。 上手く脱力で切ると、音域は2点Eよりはもっと上までは自然に行けると思いますが、あまり無理をしないで下さい。特に頑張る必要は無いのです。 脱力が目的ですから。

    • #37669
      shin yamanaka
      キーマスター

      何度もご丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。 こちらのページに出会えた事をうれしく思います。 レッスンノートなども参考に研究してみます。

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