2023年5月3日の練習
発声練習
下降形スケール5度、上行形主和音のアルペジオ、上行形スケール5度。
いずれも5点Eを上限。
特にアルトやメゾの方で高音で調子悪くする方がいることを慮った。
曲の練習「椰子の実」
最初に一回通して思ったことは、歌詞が不明瞭で声に張りがないこと。
そのため、本番を想定しての練習となった。
今まで何度も指摘したように、歌詞を積極的に語ることに意識を注ぐことである。
皆が良く覚えているメロディであるから、メロディを歌うことよりも、語り掛けること。
母音よりも子音を発音する感覚、と言えば良いか？
歌い過ぎると、子音よりも母音が先行する感じになってしまう。
そうなると、テンポ自体が持ったりしてしまうデメリットもあるだろう。
「からたちの花」
これも同様に本番を想定した歌い方の練習となった。
特に出だしは低い音程で「からたちの花が咲いたよ」となる。
低い音ほど、響きを高く意識するために上あごを良く意識して出す事。
特に弱拍開始なので、「からたち」の「か」を良く響かせて歌い出す事。
そのことによって、後のフレーズがピッチの合った綺麗な響きになる。
後はソプラノパートの「まろいまろい～」の最後を長く2小節間伸ばすこと。
「まろい、まろい～」というように、コンマの個所でブレスを入れること。
「い」は最初に声を出し過ぎない事。
逆に最後の方で息を吐き切るようにと言うこと。
以上はこれからの訓練で可能になると思う。
