声楽レッスンのアトリエムジカC

発声や表現が良く分からないという方のために、ていねいに教えます

「発声ブログ」の記事一覧

初心者の胸呼吸の矯正2

前回は、呼吸そのものにスポットを当てました。 前回の内容をかいつまんで書けば・・・ 1、息を不要に吸わないこと。 2、吐くことに集中することを書いたと思います。 この吐くことは、実際は声を出す行為になるわけです。 この発 […]

初心者の胸呼吸の矯正

最近は、初心者の方が来る率が高くなりました。 特に女性の方に多いのが、胸呼吸になってしまいフレーズを歌うたびに深呼吸状態になってしまう現象です。 この呼吸の様子を見ていると、声楽の呼吸が出来ている方と比べて、息の入る場所 […]

喉を下げる発声は呼吸法で決まること。

昨晩いらした方は、長年合唱で歌って来られた女性です。 発声をやってみると、地声かファルセットか?という典型的な声区の明快に分かれた声をお持ちでした。 ハミングで軟口蓋の意識を明快にして、母音練習に換えるとA母音でも、明快 […]

生の歌声と録音の歌声の違い。

最近は録音を聴いて譜読みする方が多いのでしょうか。 耳コピすると録音された声が頭に記憶され、その声をそのまま真似して発声してしまう傾向が否定出来ないです。 私の師匠のカミーユ・モラーヌ氏。 レコード(私の学生時代はCDで […]

呼吸のあり方と発声の関係

備忘録的に・・・ 息をタンクにしまいこむようなブレスは、良い発声には百害あって一利なしです。 普段の呼吸で十分。 初心者の方は息を一杯吸いますが、声を出す瞬間にすでに息を大量に漏らしつつ、発声する、という状態になります。 […]

女性の換声点から上の発声

昨日のレッスンでは、女性の方2名とも換声点の発声のことに及びました。 この換声点の発声では、女性の場合どのようなレパートリーでどのような表現で歌うか?という違いが発声の違いをもたらします。 フレーズを歌う際に、この領域で […]

口を縦に開ける必要性とその理由について

男性に比べると女性の方が喉が小さいせいか、発声においては良く言えば柔軟性があります。 つまり、声楽発声の見地からして明らかに喉で歌っているような発声でも、音程良くかなりな高音まで使えているケースが多いのです。 合唱であれ […]