YR

発声練習の声は、やや弱いが地声にならないバランスを取れていました。
MiとMaで下降形で練習をしたせいもあるでしょう。

側腹と腰の張りを少し強めにして、息を止めてから声を出す方法を教えました。
ただし声を出す際にお腹を押さないで、お腹の張りを止めた状態で行う事。
極端に言えば、息を止めたまま声を出す感じです。

このことで、極度の声帯の閉鎖を行って発声をするが、息は余計に使わない、ということです。
声は良く響くでしょう。
今回のレッスンで理解できなくても、身体の使い方を経験することで、今後に活かせるような発想の記憶が出来れば良しとしてください。

地声を極力使わないようにすることを、今は覚えたいと思います。
そのため、軟口蓋をしっかり上げて息を強く出さないでお腹で支える発声を覚えてもらいました。

この後コンコーネの11番を練習しました。
一部、リズムの勘違い、音程の違いなど治しましたが、リズムの形を正確に表すように、付点音符の跳ねるリズム感や、
精確な声のアタックを教えました。

ピアノ伴奏に対して、歌が遅れるようでした。
遅れないようにテキパキと発音・発声してください。
また、滑らかに歌う個所と、リズミックに歌うところの違いを良く感じて使い分けましょう。

イタリア古典からLasciate mi morire
単純なメロディーですが、音符の長さを間違えやすい所、気を付けましょう。
それから、基本的にピアノ伴奏に頼らないで一人で歌えるように練習すること。

そのためには、譜面に書かれているリズムを理解することです。
録音を聴いて覚えるのも否定はしませんが、リズムの構造は頭で理解できるのと出来ていないのとでは、身体につくリズム感が違うはずです。

リズムが解らなくなったら、譜面に4拍子なら4本の線を引いて、4拍子の構造が一目でわかるようにアナライズして下さい。

Amarilliも復習しました。

全体にそつなく歌をまとめる力量があります。
発声の基礎がまだ確定していないので、レッスンが終わるとややカスレ声になります。
ブレスと喉の関係を覚えて、ブレスを保って歌えるようになれば、喉の疲れやすいのは激減するでしょう。
無理は禁物ですが、継続は力ですので、あきらめずに続けてください。