AC
発声練習
上行形5度ドミソでアルペジオを5点Dまで上がり下がりした。
そして、上行形スケール5度で4点Cから5点Gまで上がり下がり。
特に課題を設けずに、終了した。
ラヴェル「マラルメの3つの詩」を拙訳による日本語歌詞で歌う練習をした。
1曲目「ため息」
深みのある良い声で歌い始められた。
ただ、歌詞が不明瞭になるので、喉を深めないで歌詞を前に出すように歌ってもらった。
指摘しなかったことだが、中間部は逆に深い声、つまりピッチが高すぎない声を狙うと良いだろう。
ただ歌詞を明瞭に歌うことは同じである。
2曲目「空しい願い」
8/12拍子で歌詞の多い歌になるため、リズム(音符)と歌詞の関係を良く練習した。
特に伸ばす音符で間違いやすい点に留意を。
後はこの曲に限らずだが、子音をはっきり出すこと。
C,Hなど。
3曲目「脆いガラス瓶の尻から飛び出て」
冒頭メロディの入りを間違わないように。
単純に伴奏音楽を良く頭に入れることである。
音は取れているので、やはりリズムを正確に把握することを大切にしてほしい。
今回のレッスン全般で思ったこと。
私がこの曲は完ぺきに弾けないため、カラオケ音源を使った。
そのため、リズムが合わないことがままあったが、これは実際に伴奏を弾いてもらえば解決する。
それでも、今回のレッスンでリズムと歌詞の関係を良く練習して解決したと思える。
これから独習してほしいこととして、歌詞を譜面ではなく、別紙に書いて、それを朗読する練習である。
単語の単位と文節の単位が明快になることが大事だからである。