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コンコーネ15番の6番と12番を練習しました。
6番は前回に比べると、中低音の声がまとまって、線が細くなり音程の♭傾向がなくなりました。
響きがまとまったと思います。

後は、たとえばこういう練習曲を使えば、単母音で練習できるわけですから、唇を突き出すように使う歌い方、
鼻腔の響きを使う練習など、個別に声の響きに集中出来ると思います。
もう少し響きが鼻腔に響くポイントが見つかると良いのですが。。。

12番は初回の練習となります。

修飾音符の使い方と、3連符を正確に歌うことが課題です。
特にトリルは、綺麗に処理すること。
歌い出しを遅くして、徐々に早くして終わりをまたゆっくり、という具合にしてください。

特に終わり方を綺麗にしないと、なんとなくだらしない感じに聞こえますので、注意して下さい。
綺麗に、という意味は音符通りに処理すると言うことです。32分音符で別途書いてある通りと云う意味です。

曲はトスティのセレナータから始めました。以前にも何度か練習しているので、問題はないですが、
テンポは軽快に速めを狙って下さい。
ただし、Ahで歌う箇所は、ルバートで良いでしょう。
女性が歌う方が、良い曲だなと感じさせてくれる歌でした。

ドニゼッティのIl sospiroは、低音の響きが大分スマートになりました。後は声質をもう少し前に集めた明るい中低音の声質を目指すと良いです。
中低音は、声量ではなく声質を大切にしてください。
それから、ここでも歌詞の特に子音の処理をもっともっとはっきり、明快に出すように努力されて下さい。

モーツアルトのVorrei spiegarvi O Dio!
全体にバランスが良く、音楽を楽しめる歌のレベルになりました。
高音も万全ではないですが、失敗せずに超高音の声が出せるようになりました。

前半のテンポのAdagioが大切で、静かな落ち着いたテンポ設定が大切と感じました。
そのことで、この曲の優雅さが倍加するでしょう。
後半は、テンポが滑らない範囲を守った上で、出来るだけ速く歌ってください。

最後に、マスネのマノンから。「街を歩けば」「ガヴォット」
全体には、余裕が感じられる雰囲気が出て来ました。
あとは、フランス語の発音、語感をどこまで出せるか?というところに集中して下さい。

イタリア語もそうですが、語頭のRは明快に出して下さい。
Rの子音を発音する場所が口先に行き過ぎているために、発声の場所との乖離が大きすぎるために、Rが出せない状態です。
Rを発音する時に、舌先を少し奥に引っ込める意識を持つと、軟口蓋との連携が良くなります。

どの子音もですが、軟口蓋との関連性を持てる発音をしないと、子音と発声との関係が薄く鳴ってしまうのです。