MO
発声練習
姿勢の基本は良くなっていた。
高音への換声点の扱いも意識して良い状態になっている。
この調子で練習を続けて定着してほしい。
トスティ ソルフェッヂ14番
譜読みは出来ている。
3連符の扱いは、急がないように正確に。
気を付けてほしいのは、高音4点Eに上がるフレーズ。
高音を対象にして歌うため、唐突な印象を与える。
つまりレガートにならないということ。
これに限らずだが、特に換声点以降の音域に跳躍するフレーズの扱いに注意を。
これは子音の扱いが関係があって、この場合はLの子音を顎で動かすために、音が途切れがちになる。
顎ではなく、舌だけを動かせば、Lの子音は発音できる点を良く練習してほしい。
トスティ「もう、君なんか」
前回の試演会の復習をした。
現時点では申し分のない出来で、あとはいかに歌詞を語る要素を出せるか?という点。
これは何語でも同じだが、音符に依存しつつ歌詞の語りの要素をいかに出すか?出せるか?
「セレナータ」
初めてなので、譜読み程度に歌ってみた。
セレナータだし楽譜を見るとピアノ伴奏部は静かな音楽が要求されるようである。
歌の調子は、なんだかお祭り騒ぎのように感じてしまうので、抑制感をどう表現するか?
最初のうちはあまり声を抑えないで、歌いこみが進んだら声のコントロールを意識するとよいだろう。
信長貴富 「憶えているかい?あの春を」
これも初出なので、譜読みを通しただけであった。
この曲はソロ用を歌うわけなので、ソロとしての声の魅力は必要だがオペラ歌手の真似はしないほうが良い。
youtubeなどを聞かないように。
イタリア名歌手がローマ字で歌っているみたいな歌にならないよう。
あくまで普通の日本人が持つ感性を大切にすること。





